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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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web拍手にあるのは、女体化ライ小説(絵含む)・現在6種類。女性化ライ・番外 スザク篇話追加


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(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2009/04/14 (Tue)
オレンジデー、なんておいしいイベントなんだろうというわけで、 新婚さんごっこ
ジノ×ライです。
お話は続きからになります。
拍手を送る

 
酔っているから言えるんだ
 


「ライ、ただいま」


 飛びつくように、後ろから、首に抱きついてきた、金髪の男に目を向ける。


「ジノ、また飲んできたな」


「ははっ」


 吐く息から、僅かに酒が匂って、ライはため息をつく。


「はぁ、とりあえず、腕をのけろ。料理が出来ないだろ」


 ばしばしと軽く首へとまわされけたジノの腕を叩くと、


「んー」


肩に顔を埋めたまま、重みが増すだけで、退く気配がない。


「ジノ、頼むから、こんなところで寝るなよ」


「料理なら、外食でも十分じゃないか」


「外食はまだの機会でもいいだろう」


「偶には、気分転換にいいと思うのだが、まぁ、ライの手料理も悪くはないけれど」


「それは、ありがとう」


 不意に腕の力が緩んで、


「ああ、そうだ。ライに、おみあげ」


 目の前に回された、ちいさな紙袋を受取って、今度こそ、腕から逃れて、行き場のなくなったジノは、床に片方は、立てるように、片方の足を投げ出すようにして座る。


「何だ?」


「オーデコロン。それつけて、いや、俺がつける」


「何言ってるのか、わかっているのか、ジノ」


 隣で、しゃがむようにして、ジノに声をかける。


「わかってる」


 ライの手首を捉えると、そのまま自分に引き寄せるようにして、腰を捉えた。


「ジノ、まだ酔っているのか」


「いや、ちょっとは醒めてますよ」


「なら」


 大丈夫だと立ち上がりかけたライを再び、引き戻す。 まだ、コンロの火はついたまま、背中越しにぐつぐつと煮る音が聞こえて、包丁も切る途中であるけれど、ジノのその手が、捉えたまま離してはくれない。


「ジノ、いい加減に」


 続く言葉は、顔をあげたジノの真剣なブルーの瞳とあって、途切れた。


「やっぱり、私の居場所は此処だな」


 ライの肩に、顎をのせるようにして、抱きしめられ、甘えたいのか、一人称が、俺から私に変っていることに、気付いたものの、抱きしめる力が強まるばかりで、ライは何かを察して、今度は、それを振り払う事もなく、背中へと回した手で、あやす様に叩いて見せた。


「どうした?」


「……」


「話がしたいのなら、料理が終わってからでも、聞こう」


「意外と、冷たいだな」


「それを選んだのは、ジノ、君だろう」


「そうだった、な」


 力が緩んで、起き上がると、ジノも後に続いて立ち上がるかと思えば、そうではなかった。


「大丈夫か」


「まぁ、自覚するくらいには」


 ライは、コップを手にとって、水を入れると、それをジノへと手渡す。


「飲んでおけ。幾分か、マシになるだろう」


 普段ライからの甘えは残念ながら少ないにしても、やはり、相手には甘いらしく、それを改めて知って、自然と笑みを漏らして、ジノは、感謝の言葉と共にコップを受け取る。
 そうして、言葉はなくても、目と雰囲気が、優しさをもってジノに向けると、再び、背中を向けて料理を始めた。

 その姿を見た後で、目線をコップに落としたジノは、それに口をつけ、冷たい水を喉へと流し込むと、しばらく、ライの姿を目で追う。
 こうして、此処に座っているのだが、邪魔として扱うのではなく、偶にライから視線を向けられるだけで、料理作りに励んでいる。
 不意に、自分のいないときも、こんな風なのかと思う。
 帰宅するとライがいて、自分がいて、二人を無視して、時間は動いて行く。
 それが、いつもの日常であるけれど、二人でいるとき以外には、どんなふうに過ごして、どんな表情を見せているのかは、どちらも知らない。
 ただ、この空間と、想いが、共有する事だけは、忘れてはいない。


「ライ」


「?」


「愛してるよ」


「何だよ、突然。まだ、酔ってるのか」


 笑うように返されたライに、ジノは、起き上がって、


「ん、酔ってるかもな。ライに」


「…っ」


 面食らうライに、笑って、「ごちそうさま」と言って、空になったコップを置いて行くと、そのまま部屋へと行ってしまった。
 残されたライは、酒ではない、熱が移ったのか、確認するように微かに染まった頬を擦るようにして、


「卑怯だな。君はそうやって、不意打ちに言葉を残して、勝手にどこかに行こうとする」


 呟いた言葉をジノは、知らない。


[留め]

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