コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/10/18 (Mon)
いつしかあなたが日常となり
窓の外は青空の覗く少し肌寒い季節。
庭園でナナリーと車椅子を引く咲世子に出会ったライは、こごの誘いを受け、ナナリーの部屋にて、た三人で午後のティータイムを過ごすことになった。
ライの斜め横、つまり窓際側にナナリーが座り、咲世子は向かい合う二人のために、レース付きのテーブルクロスと小さな花を咲かせた花瓶のあるテーブルに、焼きたてのクッキーと香りの高い紅茶をテーブルへと並べていくと、一層華やかなものに変わる。
とくとくとカップに注がれる際に煙の立つのを目で追うようにして、咲世子の使用人らしい手際のよさとそれでも丁寧としたもてなしに、いつの間にか自分用のティーカップまで用意されてあるのを知って、此処にいることが当たり前とかしているなとふと思っていると、
「ライさんは、もうこの地には慣れてきましたか?」
一口つけたティーカップから口を離したナナリーが、目を閉じた目でそれでもライへと穏やかに話しかけてきたのに、ライは顔を向ける。
「そう、だな」
咲世子によって置かれたティーカップに礼をして、その中身をただ見つめるようにして口にこぼした。
「来たばかりの頃に比べれば学園内の場所は覚え、迷うこともなくなったな」
「ふふっ」
くすくすとナナリーと咲世子は笑いあうのに、ライは不思議な顔をする。
「? 何かおかしいことでも言ったか?」
「違いますよ。慣れたというのは場所の事も確かにありますけれど、私達とであってここで生活することになってからの事です。環境っていえばいいのでしょうか」
「環境?。別段問題することはない、忘れた記憶を取り戻す以外は
。身元不明の僕を、快く此処に迎えいれ尚且つ住む場所さえも貰い受けた、義理立てはある。しかし、義理以外でも僕は、皆のいるこの場所はなくてはならないものとそう思うほどにこのとに馴染んできているんだとそう感じている」
少し微笑を浮かべるように目を細めるライの瞳は、どこまでも澄んで惹きこまれそうな神秘的な冷たさをもっているものの、ライの性格を少しずつ理解していったナナリーには、優しさがあるように感じて一層笑みを深くした。
「ライさんはだいぶ表情が柔らかくなったと聞きましたし、私も雰囲気が違うと日々見にしみて、ライさんの言葉を通して、少しずつ変化していってると感じているので、凄く嬉しいんですよ」
「そうか・・・?」
「はい!」
ティーカップを両手で抱えるようにもって、紅茶に視線を落す。
無表情で読み取りにくいが、確かにそこには戸惑いというか照れ隠しの様なものが覗いて見え、ナナリーは付け足すように口を開く。
「皆さんの中にもライさんの存在は、あって当たり前。私も含めてですけど、ね? 咲世子さん」
背後に聞こえた足音に振り返るように問いかけると、咲世子は笑顔のまま即答に反した。
「はい、勿論でございます」
「ナナリー・・・、咲世子さん・・・」
「はい」
「ありがとう」
にっこりと微笑むナナリーと咲世子、そして少しだけ表情が見えるようになったライとで、窓辺にさす穏やかな日差しに包まれているのだった。
[留め]
窓の外は青空の覗く少し肌寒い季節。
庭園でナナリーと車椅子を引く咲世子に出会ったライは、こごの誘いを受け、ナナリーの部屋にて、た三人で午後のティータイムを過ごすことになった。
ライの斜め横、つまり窓際側にナナリーが座り、咲世子は向かい合う二人のために、レース付きのテーブルクロスと小さな花を咲かせた花瓶のあるテーブルに、焼きたてのクッキーと香りの高い紅茶をテーブルへと並べていくと、一層華やかなものに変わる。
とくとくとカップに注がれる際に煙の立つのを目で追うようにして、咲世子の使用人らしい手際のよさとそれでも丁寧としたもてなしに、いつの間にか自分用のティーカップまで用意されてあるのを知って、此処にいることが当たり前とかしているなとふと思っていると、
「ライさんは、もうこの地には慣れてきましたか?」
一口つけたティーカップから口を離したナナリーが、目を閉じた目でそれでもライへと穏やかに話しかけてきたのに、ライは顔を向ける。
「そう、だな」
咲世子によって置かれたティーカップに礼をして、その中身をただ見つめるようにして口にこぼした。
「来たばかりの頃に比べれば学園内の場所は覚え、迷うこともなくなったな」
「ふふっ」
くすくすとナナリーと咲世子は笑いあうのに、ライは不思議な顔をする。
「? 何かおかしいことでも言ったか?」
「違いますよ。慣れたというのは場所の事も確かにありますけれど、私達とであってここで生活することになってからの事です。環境っていえばいいのでしょうか」
「環境?。別段問題することはない、忘れた記憶を取り戻す以外は
。身元不明の僕を、快く此処に迎えいれ尚且つ住む場所さえも貰い受けた、義理立てはある。しかし、義理以外でも僕は、皆のいるこの場所はなくてはならないものとそう思うほどにこのとに馴染んできているんだとそう感じている」
少し微笑を浮かべるように目を細めるライの瞳は、どこまでも澄んで惹きこまれそうな神秘的な冷たさをもっているものの、ライの性格を少しずつ理解していったナナリーには、優しさがあるように感じて一層笑みを深くした。
「ライさんはだいぶ表情が柔らかくなったと聞きましたし、私も雰囲気が違うと日々見にしみて、ライさんの言葉を通して、少しずつ変化していってると感じているので、凄く嬉しいんですよ」
「そうか・・・?」
「はい!」
ティーカップを両手で抱えるようにもって、紅茶に視線を落す。
無表情で読み取りにくいが、確かにそこには戸惑いというか照れ隠しの様なものが覗いて見え、ナナリーは付け足すように口を開く。
「皆さんの中にもライさんの存在は、あって当たり前。私も含めてですけど、ね? 咲世子さん」
背後に聞こえた足音に振り返るように問いかけると、咲世子は笑顔のまま即答に反した。
「はい、勿論でございます」
「ナナリー・・・、咲世子さん・・・」
「はい」
「ありがとう」
にっこりと微笑むナナリーと咲世子、そして少しだけ表情が見えるようになったライとで、窓辺にさす穏やかな日差しに包まれているのだった。
[留め]
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