コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
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★ お気に入り
★2009/10/15 (Thu)
二日め、いきなり波乱の予感
今日も外の天気は快晴。
だけど、生徒会室の中はなにやら暗雲の影があります。
主に、ルルーシュとナナリーの周りを中心に。
ライを誘おうとして恋人である妹のナナリーに負けたのだけど、まだ諦めてない様子のルルーシュ。
恋仲であるのは、認めたとしても、シスコンぶりは相変わらず。
まだ治っていないのかな。ルルーシュなら簡単に恋人作れそうなのに、もったいない。
そういう、私もまだ諦めてはないんだけどね。
話は戻って、何故この二人がこうしてにらみ合っているのかというと。
やっぱり其処には、ライが絡むところから始まる。
ライが姿を見せなくて、生徒会室にも顔を出さなくて、心配になって探し回った末に、中庭で倒れているところをリヴァルに発見されたまでは良かったのだけど、倒れたり理由が風邪であることを聞いて、私達もそうだけど、恋人のナナリーがお見舞いに行こうとしたところをルルーシュが、風邪が移るという理由でとめていることで、それに納得しない様子でナナリーが対峙している。
ルルーシュの場合、それだといつものシスコンが出てるだけなのだけど、会長が言うには、他にも理由があるとの事。
一体なんだろう。やっぱり、ライの事なのかな。
普段仲の良い二人のはずだけど、ライに関わることになると意見が対立しているのよねぇ。
兄妹喧嘩というよりも、ライバルみたいなものかもしれない。
「お兄様、其処を通してください」
「駄目だ。先言った言葉をもう忘れたのではないだろう」
「風邪は移るのでなく、誰しも引くものです。私にだって免疫力はありますよ」
「お見舞いに行くことが悪いといってるわけではない。病人であるライのことも考えてみたらどうだ。ナナリーに心配させるのはライにとっても望んだことではないだろう」
「それは、わかってます。だから、少し様子を見るだけで長居はしません。恋人として、心配をしてはいけませんか?」
「・・・(此処で ナナリーをとめる事は俺にそんな権限はない。だが、弱ったライのところにナナリーを行かせるのは、ライにとっても心強いものかもしれない。しかし、ナナリーに風邪をひかせたくはないというものとライへの思いが行かせることを拒む。俺は、まだ迷っているのか?)」
ずっと黙っていた会長がルルーシュの元へと近寄ると、ぽんと肩を叩いて言った言葉に、私もハっとさせられた。
「ルルーシュー。ナナリーを可愛いがるのは皆知ってるしいつもの事だけどね。だからといって甘やかすのも良くないと思うけど?」
ライへの気持ちには触れず、あえてナナリーを出したことで、ルルーシュの答えは決まったみたいに、ナナリーへと道を開ける。
「お兄様?」
戦意喪失しように、不思議そうにみるナナリーへ、
「俺とナナリーはやはり、似ているものがあるから、此処でお前を止めたとしても俺の目を離した隙に、お前は行ってしまうだろう。だから、俺の目の届くうちに行っておけばいい」
ついと視線を横に向けたルルーシュに、いつもの笑顔に戻ったナナリーが、車椅子を押して扉へと向かい、その後を、咲世子さんが着いて行った。
ナナリーがすれ違うときに何かを言ったらしく、ルルーシュが振り返った。会長は聞いていたようだけど、私には何を言ったのかは聞こえなかった。
パタンと扉の閉まった後でも、向こうにいるはずのナナリーを追いかけるように見つめたルルーシュの横顔は、なんだか寂しそうに私には映った。
「追いかけないの?」
悪戯げに顔を覗いて問いかける会長に、ルルーシュは、
「今行ったところで、水を差すだけだと思いますが」
「ナナちゃんはともかく、ライはそう思うかわからないわよ~?後で、顔見せにくらい行ってみたら?」
「・・・・」
何も言わず複雑そうなルルーシュの顔を見て、会長はそれ以上何も言わなかったけれど、私は考えた。
ライのお見舞い、私も行ってみようかな。
やっぱり、普段元気な姿しか見たことないから、心配になるもん。
恋人のナナリーが傍にいるなら、それで十分なのかもしれない。
横恋慕だけど、奪いたいわけじゃなくて、ライの顔を見て安心したいだけかもしれない。
好きな気持ちは諦められられないからね。
[留め]
今日も外の天気は快晴。
だけど、生徒会室の中はなにやら暗雲の影があります。
主に、ルルーシュとナナリーの周りを中心に。
ライを誘おうとして恋人である妹のナナリーに負けたのだけど、まだ諦めてない様子のルルーシュ。
恋仲であるのは、認めたとしても、シスコンぶりは相変わらず。
まだ治っていないのかな。ルルーシュなら簡単に恋人作れそうなのに、もったいない。
そういう、私もまだ諦めてはないんだけどね。
話は戻って、何故この二人がこうしてにらみ合っているのかというと。
やっぱり其処には、ライが絡むところから始まる。
ライが姿を見せなくて、生徒会室にも顔を出さなくて、心配になって探し回った末に、中庭で倒れているところをリヴァルに発見されたまでは良かったのだけど、倒れたり理由が風邪であることを聞いて、私達もそうだけど、恋人のナナリーがお見舞いに行こうとしたところをルルーシュが、風邪が移るという理由でとめていることで、それに納得しない様子でナナリーが対峙している。
ルルーシュの場合、それだといつものシスコンが出てるだけなのだけど、会長が言うには、他にも理由があるとの事。
一体なんだろう。やっぱり、ライの事なのかな。
普段仲の良い二人のはずだけど、ライに関わることになると意見が対立しているのよねぇ。
兄妹喧嘩というよりも、ライバルみたいなものかもしれない。
「お兄様、其処を通してください」
「駄目だ。先言った言葉をもう忘れたのではないだろう」
「風邪は移るのでなく、誰しも引くものです。私にだって免疫力はありますよ」
「お見舞いに行くことが悪いといってるわけではない。病人であるライのことも考えてみたらどうだ。ナナリーに心配させるのはライにとっても望んだことではないだろう」
「それは、わかってます。だから、少し様子を見るだけで長居はしません。恋人として、心配をしてはいけませんか?」
「・・・(此処で ナナリーをとめる事は俺にそんな権限はない。だが、弱ったライのところにナナリーを行かせるのは、ライにとっても心強いものかもしれない。しかし、ナナリーに風邪をひかせたくはないというものとライへの思いが行かせることを拒む。俺は、まだ迷っているのか?)」
ずっと黙っていた会長がルルーシュの元へと近寄ると、ぽんと肩を叩いて言った言葉に、私もハっとさせられた。
「ルルーシュー。ナナリーを可愛いがるのは皆知ってるしいつもの事だけどね。だからといって甘やかすのも良くないと思うけど?」
ライへの気持ちには触れず、あえてナナリーを出したことで、ルルーシュの答えは決まったみたいに、ナナリーへと道を開ける。
「お兄様?」
戦意喪失しように、不思議そうにみるナナリーへ、
「俺とナナリーはやはり、似ているものがあるから、此処でお前を止めたとしても俺の目を離した隙に、お前は行ってしまうだろう。だから、俺の目の届くうちに行っておけばいい」
ついと視線を横に向けたルルーシュに、いつもの笑顔に戻ったナナリーが、車椅子を押して扉へと向かい、その後を、咲世子さんが着いて行った。
ナナリーがすれ違うときに何かを言ったらしく、ルルーシュが振り返った。会長は聞いていたようだけど、私には何を言ったのかは聞こえなかった。
パタンと扉の閉まった後でも、向こうにいるはずのナナリーを追いかけるように見つめたルルーシュの横顔は、なんだか寂しそうに私には映った。
「追いかけないの?」
悪戯げに顔を覗いて問いかける会長に、ルルーシュは、
「今行ったところで、水を差すだけだと思いますが」
「ナナちゃんはともかく、ライはそう思うかわからないわよ~?後で、顔見せにくらい行ってみたら?」
「・・・・」
何も言わず複雑そうなルルーシュの顔を見て、会長はそれ以上何も言わなかったけれど、私は考えた。
ライのお見舞い、私も行ってみようかな。
やっぱり、普段元気な姿しか見たことないから、心配になるもん。
恋人のナナリーが傍にいるなら、それで十分なのかもしれない。
横恋慕だけど、奪いたいわけじゃなくて、ライの顔を見て安心したいだけかもしれない。
好きな気持ちは諦められられないからね。
[留め]
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