コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
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★2009/10/27 (Tue)
Girls Dream of bubble・番外編 伝言の中に混ぜた本音
ルルーシュはいつものように、部屋の扉のノブへと手を伸ばした瞬間、室内から声が聞こえたことに動きが止まった。
中にいるのは、C.C.だけのはずだが、もう一人女の声が聞こえた。
誰だと気にするより、話し声とC.C.の呼ぶ名前にライだと理解した。
なら、何故立ち止ったままの扉の前から動かないのかと言うと、話の内容が気になるというよりも、入って良いものかと思うほど、怪しいから戸惑っているのだろう。
「C.C.、っ痛い」
「・・・まだ途中だろ。何を根を上げている」
「しかし」
「お前が言い始めたから、手伝っているのだろう?。私はこのまま放置しても何の問題もないが、お前がつらいだけだぞ」
「・・・」
「諦めたか。最初からそうしていればいいものを。では、始めるぞ」
「ああ。・・・っ、んんっー!」
声の様子から、C.C.がライに何かをしているというのはわかるが、扉越しでは様子が見えないにも関わらず、ルルーシュは痛苦ながらに吐息をこぼす、それが悩ましげでライの声は、普段なら決して聞くこともない事に、どきりと胸が高鳴り、頬を上気させる。
だが、頭は冷静に考え怒りを覚えのは、C.C.が何か良からぬことをライに対して行っているのではないかという危惧と、自分の知らぬところでライと密かな関係を作っていたのだとしたらそれも不愉快ではあるが、何より、自分のいないときに人の部屋でやることかと、強くノブを握りこみ、いきおいよく扉を開いて、ルルーシュは声を荒げる。
「C.C.!、俺の部屋で一体何を、して・・・」
部屋に入ったとたん、声の様子とは違う光景を目にし、瞳を瞬かせたルルーシュは口を閉ざし顔を背けた。
「?ルルーシュ」
扉の外に人がいることに気づき、多分ルルーシュだろうと思っていたが、何故か一向に入る様子がなく、以前にもC.C.への注意へと扉を開いて入ったことはあるが、今日のルルーシュは何に対して怒りの形相で頬を染めてはいったのかわからず、首を傾げたライとは違い、C.C.はその意味を気づいたようで口端をあげて挑発するように笑っていた。
「童貞坊やは、えらく勘違いしたようだな」
「それは、どういうことだ?」
ライから問うが、C.C.は笑っただけだった。
ベットに二人はいたものの、会話のやり取りで考えるようないやらしいものはなく、ただ、ライが服を着るのに、手の届かない後ろをC.C.が手をかして手伝っているだけだった。
「それを気にするより、お前のそれをどうにかしたほうがいいんじゃないのか?」
「僕の?何を・・・っ!?」
女の体となっても、天然なところは変わらずとはいえ、ライにしては、えらく露出の多く、ベルトなどのついた黒の衣装はワイルドなものの、前に結ぶはずの糸は結んでるが、胸元が覗く姿が刺激的で、気づいたのか服を寄せるように手で前を隠し、縮こまる。
その顔には、羞恥にほほを染め不安そうに眼を伏せていた。
「それは、ハロウィンの衣装の準備か?」
ルルーシュがついと目をやるが、やはり顔と共に横に向けてしまう。
「ああ、ルルーシュも聞いていると思うが、今度ハロウィン祭がある。それに出るには、事前に着る衣装が必要だといわれているだろう?。今回は個人で用意するように決められているから、それで着ていく衣装を自分なりに用意しようと思ってたところ、ミレイさんからこの衣装を貰ったんだ。だが、一人ではどう着ていいのか判断に迷ってしまい」
「それで、C.C.に手伝ってもらったのか」
ルルーシュの問いにライは頷いた。ライの後ろから顔を出したC.C.が代弁するように口を開いた。
「本当は、お前が先だったらしいが、来るのが少し遅かったようだな」
「・・・・」
首元にはチョッカーに、黒と赤の彩となってるコルセットドレスを着て、背中には羽根がついていた。足元は、ニーハイブーツとなっているが、悪魔なのかと思ったが、それをいうには、角や尻尾が見当たらない。
「女吸血鬼だそうだぞ」
ルルーシュの疑問を問う前に、C.C.が答えた。表情から読んだのか悪戯げに細めたC.C.の瞳を見て、ルルーシュが顰める。
「出来たぞ」
「・・・ありがとう」
コルセットの紐をぎゅっと強く結んだせいであのような痛々しい声が出ていたのかとルルーシュが納得したところで、C.C.の言葉を合図に、ライは腰掛けたベットから立ち上がった。
普段その綺麗な長い髪をおろしてるか、後ろで一つにまとめるかにしていることが多い(偶にミレイ達により別の髪型に変えられる事もある)が、今日は、ツインテールとなっていて、小悪魔のように見えてまた新鮮というか、魅惑的ながら可愛いようにも思える。
「見るだけでなく、何か言ってやったらどうだ?」
また一つコスプレで新たな魅力を出したライに、魅入られたまま凝視していたルルーシュに、C.C.が声をかける。
「C.C.・・・」
何を言う必要があるとライは、C.C.の名を呼ぶのだが、視線をよこしたたげで無言で返された。
似合っているなどといわれても、嬉しくはない。それは、コスプレというものにまだ抵抗があるせいで、素直な褒め言葉は心にいたいのかもしれなかった。スザクやリヴァルのように軽く受け止めれるほどの余裕は、まだないのだろうが、そうした抵抗もまた可愛いものがあるとは口には出来ない。
「ハロウィン祭の時は、その衣装で参加するつもりなのか」
「ああ・・・見た目はともかく、せっかく用意してくれたものだから、着替えないわけにはいかないだろう?。僕の意思というよりも、ミレイさんの皆でイベントを楽しんで欲しいという気持ちを大事にしたいと思ったんだ」
「会長は強引なところはあるが、自分よりも皆で楽しんで欲しいという人だからな。正直、俺はこのイベントには、乗り気ではなかったが」
「?」
「お前の言う、みんなの中には入るのも悪くはない。まあ、また妙な格好の餌食になりえるが人数は多いほうが、被害も少ないだろう」
ライの事を考えそう決断を出したルルーシュの瞳は優しさを湛えて、視線の先にはライが、目線を少しだけ見上げるように対面したまま名前を呟く。
「ルルーシュ・・・」
見詰め合う二人を見て、このまま黙っていればいい雰囲気になりそうだが、それでは面白くはないと、C.C.は言った。
「どちらにしても、多くの男女のいる中で、お前達二人には、休息する暇はないのだろうな」
先を見通したような言葉に、ルルーシュとライの目がC.C.へと移ったが、反対側のベット端に腰かけ、ピザの広告を眺めて見向きもしてなかった。
ハロウィン祭、ミレイの言うように賑やかな祭りにはなりそうだが、個人で楽しめるかと考えると心配は残る。
何事もなく済むのなら、問題はないけれど、多くの学生がいる中で、ハロウィンの独特の行事を取り入れた祭は、色々問題も出ることなのは明確。
ゆっくりとしたひと時を望むことは勿論、他に被害、特にライの周りを注意せねばならないのは、考慮するべきだ。ハロウィン祭のときは咲世子に見張らせるべきかと、密かにルルーシュが計画をたてていることなど、ライは知る由もなかった。
[続く]
ルルーシュはいつものように、部屋の扉のノブへと手を伸ばした瞬間、室内から声が聞こえたことに動きが止まった。
中にいるのは、C.C.だけのはずだが、もう一人女の声が聞こえた。
誰だと気にするより、話し声とC.C.の呼ぶ名前にライだと理解した。
なら、何故立ち止ったままの扉の前から動かないのかと言うと、話の内容が気になるというよりも、入って良いものかと思うほど、怪しいから戸惑っているのだろう。
「C.C.、っ痛い」
「・・・まだ途中だろ。何を根を上げている」
「しかし」
「お前が言い始めたから、手伝っているのだろう?。私はこのまま放置しても何の問題もないが、お前がつらいだけだぞ」
「・・・」
「諦めたか。最初からそうしていればいいものを。では、始めるぞ」
「ああ。・・・っ、んんっー!」
声の様子から、C.C.がライに何かをしているというのはわかるが、扉越しでは様子が見えないにも関わらず、ルルーシュは痛苦ながらに吐息をこぼす、それが悩ましげでライの声は、普段なら決して聞くこともない事に、どきりと胸が高鳴り、頬を上気させる。
だが、頭は冷静に考え怒りを覚えのは、C.C.が何か良からぬことをライに対して行っているのではないかという危惧と、自分の知らぬところでライと密かな関係を作っていたのだとしたらそれも不愉快ではあるが、何より、自分のいないときに人の部屋でやることかと、強くノブを握りこみ、いきおいよく扉を開いて、ルルーシュは声を荒げる。
「C.C.!、俺の部屋で一体何を、して・・・」
部屋に入ったとたん、声の様子とは違う光景を目にし、瞳を瞬かせたルルーシュは口を閉ざし顔を背けた。
「?ルルーシュ」
扉の外に人がいることに気づき、多分ルルーシュだろうと思っていたが、何故か一向に入る様子がなく、以前にもC.C.への注意へと扉を開いて入ったことはあるが、今日のルルーシュは何に対して怒りの形相で頬を染めてはいったのかわからず、首を傾げたライとは違い、C.C.はその意味を気づいたようで口端をあげて挑発するように笑っていた。
「童貞坊やは、えらく勘違いしたようだな」
「それは、どういうことだ?」
ライから問うが、C.C.は笑っただけだった。
ベットに二人はいたものの、会話のやり取りで考えるようないやらしいものはなく、ただ、ライが服を着るのに、手の届かない後ろをC.C.が手をかして手伝っているだけだった。
「それを気にするより、お前のそれをどうにかしたほうがいいんじゃないのか?」
「僕の?何を・・・っ!?」
女の体となっても、天然なところは変わらずとはいえ、ライにしては、えらく露出の多く、ベルトなどのついた黒の衣装はワイルドなものの、前に結ぶはずの糸は結んでるが、胸元が覗く姿が刺激的で、気づいたのか服を寄せるように手で前を隠し、縮こまる。
その顔には、羞恥にほほを染め不安そうに眼を伏せていた。
「それは、ハロウィンの衣装の準備か?」
ルルーシュがついと目をやるが、やはり顔と共に横に向けてしまう。
「ああ、ルルーシュも聞いていると思うが、今度ハロウィン祭がある。それに出るには、事前に着る衣装が必要だといわれているだろう?。今回は個人で用意するように決められているから、それで着ていく衣装を自分なりに用意しようと思ってたところ、ミレイさんからこの衣装を貰ったんだ。だが、一人ではどう着ていいのか判断に迷ってしまい」
「それで、C.C.に手伝ってもらったのか」
ルルーシュの問いにライは頷いた。ライの後ろから顔を出したC.C.が代弁するように口を開いた。
「本当は、お前が先だったらしいが、来るのが少し遅かったようだな」
「・・・・」
首元にはチョッカーに、黒と赤の彩となってるコルセットドレスを着て、背中には羽根がついていた。足元は、ニーハイブーツとなっているが、悪魔なのかと思ったが、それをいうには、角や尻尾が見当たらない。
「女吸血鬼だそうだぞ」
ルルーシュの疑問を問う前に、C.C.が答えた。表情から読んだのか悪戯げに細めたC.C.の瞳を見て、ルルーシュが顰める。
「出来たぞ」
「・・・ありがとう」
コルセットの紐をぎゅっと強く結んだせいであのような痛々しい声が出ていたのかとルルーシュが納得したところで、C.C.の言葉を合図に、ライは腰掛けたベットから立ち上がった。
普段その綺麗な長い髪をおろしてるか、後ろで一つにまとめるかにしていることが多い(偶にミレイ達により別の髪型に変えられる事もある)が、今日は、ツインテールとなっていて、小悪魔のように見えてまた新鮮というか、魅惑的ながら可愛いようにも思える。
「見るだけでなく、何か言ってやったらどうだ?」
また一つコスプレで新たな魅力を出したライに、魅入られたまま凝視していたルルーシュに、C.C.が声をかける。
「C.C.・・・」
何を言う必要があるとライは、C.C.の名を呼ぶのだが、視線をよこしたたげで無言で返された。
似合っているなどといわれても、嬉しくはない。それは、コスプレというものにまだ抵抗があるせいで、素直な褒め言葉は心にいたいのかもしれなかった。スザクやリヴァルのように軽く受け止めれるほどの余裕は、まだないのだろうが、そうした抵抗もまた可愛いものがあるとは口には出来ない。
「ハロウィン祭の時は、その衣装で参加するつもりなのか」
「ああ・・・見た目はともかく、せっかく用意してくれたものだから、着替えないわけにはいかないだろう?。僕の意思というよりも、ミレイさんの皆でイベントを楽しんで欲しいという気持ちを大事にしたいと思ったんだ」
「会長は強引なところはあるが、自分よりも皆で楽しんで欲しいという人だからな。正直、俺はこのイベントには、乗り気ではなかったが」
「?」
「お前の言う、みんなの中には入るのも悪くはない。まあ、また妙な格好の餌食になりえるが人数は多いほうが、被害も少ないだろう」
ライの事を考えそう決断を出したルルーシュの瞳は優しさを湛えて、視線の先にはライが、目線を少しだけ見上げるように対面したまま名前を呟く。
「ルルーシュ・・・」
見詰め合う二人を見て、このまま黙っていればいい雰囲気になりそうだが、それでは面白くはないと、C.C.は言った。
「どちらにしても、多くの男女のいる中で、お前達二人には、休息する暇はないのだろうな」
先を見通したような言葉に、ルルーシュとライの目がC.C.へと移ったが、反対側のベット端に腰かけ、ピザの広告を眺めて見向きもしてなかった。
ハロウィン祭、ミレイの言うように賑やかな祭りにはなりそうだが、個人で楽しめるかと考えると心配は残る。
何事もなく済むのなら、問題はないけれど、多くの学生がいる中で、ハロウィンの独特の行事を取り入れた祭は、色々問題も出ることなのは明確。
ゆっくりとしたひと時を望むことは勿論、他に被害、特にライの周りを注意せねばならないのは、考慮するべきだ。ハロウィン祭のときは咲世子に見張らせるべきかと、密かにルルーシュが計画をたてていることなど、ライは知る由もなかった。
[続く]
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