コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2010/07/12 (Mon)
「はぁ」
思わず溜息をこぼした私の前に、ライの顔が迫っていたのに、私は気づくのが遅れ慌てる。
壁を背に自分から逃げる道すらふさいでしまうまま、廊下に女生徒の悲鳴と男子生徒の驚きの声を耳にする。
「なっ!?」
綺麗な瞳で覗き込まれ赤くなるばかりの私は、覚悟したように目を瞑る。
でも、触れたのは細いライの指先だけで、私の髪を優しくなでる様に耳にかける。
私が緊張したように身体を強張らせてるなど知らず、ライは心配を含んだ声で低声をもらす。
「少し顔色が悪いけど、ちゃんと休養しているのか?」
昨日の疲れも残って多少寝不足であることを気づいての行為らしいことはわかった。
ちょっと期待して分、残念だけど、
「ええ。それなら大丈夫だから、その」
視線を周りにやるのに気づいてライから身体を遠ざける様に距離を開く。
別にライが嫌というわけではないけれど、回りの視線もあると思うことにして、
「心配してくれたのは嬉しいけど、急に顔を寄せられたら誰だって戸惑うわよ」
少し突き放す言い方になったのは、ただの照れ隠しなんだけど、ライには怒ったように映ったのか、目を伏せるように反省した態度を見せる。
その様子が、まるで耳の垂れた子犬に見えてしまう。
「次は気をつける」
急にドキっとするような行動を見せるかと思いきや、こんな風に可愛い面を見せる。大きく表情が変わるわけではないけれど、付き合っていくうちにライの表情を読み取れるようになった私には十分な変化だった。
「うん。でも、さっきのは正直残念だったかも」
その場から離れるように私はライへと近づいて、一瞬その手に触れるようにしてそれだけ笑顔で言い残して立ち去って行った。
誰でもなくライにだけ聞こえる声で、ちゃんと伝わったのか確認するまでもなかったのは、私の頬が熱気を含んだように熱くなっていたからだった。
[留め]
見つめます、堂々と
「はぁ」
思わず溜息をこぼした私の前に、ライの顔が迫っていたのに、私は気づくのが遅れ慌てる。
壁を背に自分から逃げる道すらふさいでしまうまま、廊下に女生徒の悲鳴と男子生徒の驚きの声を耳にする。
「なっ!?」
綺麗な瞳で覗き込まれ赤くなるばかりの私は、覚悟したように目を瞑る。
でも、触れたのは細いライの指先だけで、私の髪を優しくなでる様に耳にかける。
私が緊張したように身体を強張らせてるなど知らず、ライは心配を含んだ声で低声をもらす。
「少し顔色が悪いけど、ちゃんと休養しているのか?」
昨日の疲れも残って多少寝不足であることを気づいての行為らしいことはわかった。
ちょっと期待して分、残念だけど、
「ええ。それなら大丈夫だから、その」
視線を周りにやるのに気づいてライから身体を遠ざける様に距離を開く。
別にライが嫌というわけではないけれど、回りの視線もあると思うことにして、
「心配してくれたのは嬉しいけど、急に顔を寄せられたら誰だって戸惑うわよ」
少し突き放す言い方になったのは、ただの照れ隠しなんだけど、ライには怒ったように映ったのか、目を伏せるように反省した態度を見せる。
その様子が、まるで耳の垂れた子犬に見えてしまう。
「次は気をつける」
急にドキっとするような行動を見せるかと思いきや、こんな風に可愛い面を見せる。大きく表情が変わるわけではないけれど、付き合っていくうちにライの表情を読み取れるようになった私には十分な変化だった。
「うん。でも、さっきのは正直残念だったかも」
その場から離れるように私はライへと近づいて、一瞬その手に触れるようにしてそれだけ笑顔で言い残して立ち去って行った。
誰でもなくライにだけ聞こえる声で、ちゃんと伝わったのか確認するまでもなかったのは、私の頬が熱気を含んだように熱くなっていたからだった。
[留め]
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