コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2010/07/27 (Tue)
探し物は探し物のままで
「C.C.! 部屋を散らかすなとあれほど」
現段階で、同居人となってるルルーシュだった。
しかし、ライの存在があるのに気づいて、改めるように口を閉じる。
「丁度いい。今からきっちりとお前から告げてやれ」
実に楽しげに目を細めるようにして笑うC.C.はライと意味深に顔を合わせるのに、ルルーシュの方が訝しく眉を顰める。
「何の話だ」
「決まっているだろう。私とライと共同する新居についてだ」
「なっ!? 此処からでていくつもりか。それに、何故お前とライが一緒に暮らすなどということになるんだ」
「当然だ。こいつは、私の伴侶になったのだから」
「どういうことだ?」
苛立ちを含んでか、ルルーシュの声が幾分が部屋の温度と同じく下がっていった。
「気になるのなら、本人に直接聞いてみればいい。お前が納得できるように」
ルルーシュは冗談ではないかと考え抜いた末に、ライへと顔を向ける。
「ライ、C.C.に何を吹き込まれた」
「お前は、そうとるか?。青月の夜。私とライが密会していたのは、ルルーシュ、お前も知っていることだと思ったのだが・・・違ったか?」
青月の夜にある夢物語のような可笑しな伝説を思い出し、はたっと気づいたルルーシュは、
「その夜にお前達が会っていたとしても、ライから誘ったとは、考えられないな」
「どちらにしても、その事実。よほど気に入らないと見えるぞ」
「っ!」
「しかし、互いの合意の上で契約は交わされた。お前とは別の契約は断続しているが、それと別にライは私とつがいとなったのは事実だ。ならば、当然生活を共にしたとしても不思議ではない」
「ライがお前の夫になるとでも言うのか?」
「そうだな」
「ふざげるな!。お前の判断で勝手にライまで巻き込んでもいい事に納得できるものがどこにあるという」
「C.C.、まだ住居を変える話に僕は同意をしては」
「それはお前しだいだ。夫がいやというなら、そうだな・・・。家事の事を踏まえると、ライなら嫁という立場のほうが適しているのだろうな。私は寧ろそのほうが気が楽だ」
「えっ?」
どうして、嫁になるのかと目を瞬かせただけのライと違い、ルルーシュの眉は寄るばかりだった。
「嫁だと、何を馬鹿な」
「間違いないようこの場で言っておくが、互いに関係は変わっても、立場を変えるつもりはないぞ」
不満を抱きつつ改めて、ルルーシュはライに視線を寄こす。
「お前は、どう思っているのか?。この場で聞かせてくれ」
どこかで否定して欲しいとその瞳が訴えているように、映るのに、ライは傍若無人なC.C.の言い分に少し霹靂していた。
しかし、嫌なものではないにしても、自分の意思を無視して進められていくのには、ライとしてもすぐに答えられるものではなく、迷っていると透明な色を映した銀が水面のように揺らいでいるのは誰の目で見てもわかった。
「青月の夜に、僕はC.C.と誓いを立てたのは本当だ。だけど、今までお世話になっているミレイさんや他の皆に黙ってまで、此処を離れる決意があるのだとしたら、ルルーシュ。はじめに君に告げるつもりだ。それだけは今も変わってはいない」
まっすぐと真摯に向けられる視線と真剣な想いに、嘘偽りは見られずルルーシュは黙り込んでしまう。
なんにしても、ライが傍にいることを選んだのは自分ではなく、C.C.なのだと理解できたからだった。
紫の瞳を一度閉じる様に視線を伏せたルルーシュは、普段どおりに装い、溜息をつくかのように口を開いた。
「俺にお前を引き止める術は、いまの言葉でないに等しいな」
何処か寂しげに語尾が下がるのに、ライは目を瞬かせるのだが、それは自分を思っての事だと言うのには気づいてるようではなかった。
傍で見ていたC.C.は、その雰囲気を
「両者の同意も得たところだ。早速本題に」
今度は、雑誌片手に物件を探し始めるC.C.の相変わらずな態度に、ルルーシュのほうが怒りに声を荒げる。
「先走るな!。先ほどのライの言葉をお前も聞いただろう。なら」
雑誌と広告を見比べていたC.C.は、顔をあげて、
「ああ、だから気が変わらぬうちに、新居探しも必要だが、手短に教会もあることだ。先に結婚式を」
「誰がそれを取り仕切ると思ってる」
「当てはあるぞ。それに、理解したのだろ。何故、お前が拒否する必要がある?」
「当人の意思を無視して、決めることに同意した覚えはないぞ!」
再び、ルルーシュとC.C.の口論は再び始まったのだけど、ライがその様子にどこか安心したように微苦笑を浮かべていたのは、二人のやり取りがあまりにも普段どおりに見えるものだったからだろう。
ライが静かに笑っているのに、二人は気づいてはいなかった。
終わり
訪問者様、ライ受けお相手投票、拍手ありがとうございます!
これからも頑張ります。
C.C.一位ということで、ばれないようご注意をの続きでルルーシュと対決の
C.C.×ライです。
お話は、続きからになります。
拍手を送る
これからも頑張ります。
C.C.一位ということで、ばれないようご注意をの続きでルルーシュと対決の
C.C.×ライです。
お話は、続きからになります。
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探し物は探し物のままで
「C.C.! 部屋を散らかすなとあれほど」
現段階で、同居人となってるルルーシュだった。
しかし、ライの存在があるのに気づいて、改めるように口を閉じる。
「丁度いい。今からきっちりとお前から告げてやれ」
実に楽しげに目を細めるようにして笑うC.C.はライと意味深に顔を合わせるのに、ルルーシュの方が訝しく眉を顰める。
「何の話だ」
「決まっているだろう。私とライと共同する新居についてだ」
「なっ!? 此処からでていくつもりか。それに、何故お前とライが一緒に暮らすなどということになるんだ」
「当然だ。こいつは、私の伴侶になったのだから」
「どういうことだ?」
苛立ちを含んでか、ルルーシュの声が幾分が部屋の温度と同じく下がっていった。
「気になるのなら、本人に直接聞いてみればいい。お前が納得できるように」
ルルーシュは冗談ではないかと考え抜いた末に、ライへと顔を向ける。
「ライ、C.C.に何を吹き込まれた」
「お前は、そうとるか?。青月の夜。私とライが密会していたのは、ルルーシュ、お前も知っていることだと思ったのだが・・・違ったか?」
青月の夜にある夢物語のような可笑しな伝説を思い出し、はたっと気づいたルルーシュは、
「その夜にお前達が会っていたとしても、ライから誘ったとは、考えられないな」
「どちらにしても、その事実。よほど気に入らないと見えるぞ」
「っ!」
「しかし、互いの合意の上で契約は交わされた。お前とは別の契約は断続しているが、それと別にライは私とつがいとなったのは事実だ。ならば、当然生活を共にしたとしても不思議ではない」
「ライがお前の夫になるとでも言うのか?」
「そうだな」
「ふざげるな!。お前の判断で勝手にライまで巻き込んでもいい事に納得できるものがどこにあるという」
「C.C.、まだ住居を変える話に僕は同意をしては」
「それはお前しだいだ。夫がいやというなら、そうだな・・・。家事の事を踏まえると、ライなら嫁という立場のほうが適しているのだろうな。私は寧ろそのほうが気が楽だ」
「えっ?」
どうして、嫁になるのかと目を瞬かせただけのライと違い、ルルーシュの眉は寄るばかりだった。
「嫁だと、何を馬鹿な」
「間違いないようこの場で言っておくが、互いに関係は変わっても、立場を変えるつもりはないぞ」
不満を抱きつつ改めて、ルルーシュはライに視線を寄こす。
「お前は、どう思っているのか?。この場で聞かせてくれ」
どこかで否定して欲しいとその瞳が訴えているように、映るのに、ライは傍若無人なC.C.の言い分に少し霹靂していた。
しかし、嫌なものではないにしても、自分の意思を無視して進められていくのには、ライとしてもすぐに答えられるものではなく、迷っていると透明な色を映した銀が水面のように揺らいでいるのは誰の目で見てもわかった。
「青月の夜に、僕はC.C.と誓いを立てたのは本当だ。だけど、今までお世話になっているミレイさんや他の皆に黙ってまで、此処を離れる決意があるのだとしたら、ルルーシュ。はじめに君に告げるつもりだ。それだけは今も変わってはいない」
まっすぐと真摯に向けられる視線と真剣な想いに、嘘偽りは見られずルルーシュは黙り込んでしまう。
なんにしても、ライが傍にいることを選んだのは自分ではなく、C.C.なのだと理解できたからだった。
紫の瞳を一度閉じる様に視線を伏せたルルーシュは、普段どおりに装い、溜息をつくかのように口を開いた。
「俺にお前を引き止める術は、いまの言葉でないに等しいな」
何処か寂しげに語尾が下がるのに、ライは目を瞬かせるのだが、それは自分を思っての事だと言うのには気づいてるようではなかった。
傍で見ていたC.C.は、その雰囲気を
「両者の同意も得たところだ。早速本題に」
今度は、雑誌片手に物件を探し始めるC.C.の相変わらずな態度に、ルルーシュのほうが怒りに声を荒げる。
「先走るな!。先ほどのライの言葉をお前も聞いただろう。なら」
雑誌と広告を見比べていたC.C.は、顔をあげて、
「ああ、だから気が変わらぬうちに、新居探しも必要だが、手短に教会もあることだ。先に結婚式を」
「誰がそれを取り仕切ると思ってる」
「当てはあるぞ。それに、理解したのだろ。何故、お前が拒否する必要がある?」
「当人の意思を無視して、決めることに同意した覚えはないぞ!」
再び、ルルーシュとC.C.の口論は再び始まったのだけど、ライがその様子にどこか安心したように微苦笑を浮かべていたのは、二人のやり取りがあまりにも普段どおりに見えるものだったからだろう。
ライが静かに笑っているのに、二人は気づいてはいなかった。
終わり
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