コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2011/01/13 (Thu)
アリアドネの糸
小さな石のついた指輪に、ライは目を見開いてC.C.を見つめ返す。
「これでお前は私のもの。もう一つ交わせば、晴れてお前と私は夫婦だ」
もう一つの指輪を見せ付けてC.C.は楽しそうに笑う。
「夫婦・・・?急な話に付いていけないのだが」
「安心しろ。じき慣れる」
「君はルルーシュとの契約が残っているだろ。正式な結婚はまだ早いと思うのだが」
「生涯のパートナーを選んだのは私で、お前もそれに答えた。何の問題がある?。最も拒否する権限はないからな」
どこまでも傍若無人さで、人を振り回し、魔女のように楽しげに笑うC.C.を眺め、ライは溜息をついた。
「いつかは此処から去ると思ってはいたけれど、随分と早くなりそうだ」
「当然だ。話がついたら、此処を離れよう。お前と私・・・」
歩み寄ったC.C.は言いながら、ライの顔を覗き込むようにして、その白い首に手を回して背伸びする。
吐息の触れるなほどに二人の距離は近かった。
「二人の為に、だ」
甘く呟いたC.C.は愛おしくその瞳を細め、そのままライの薄い唇に引き寄せられるように自分から口付けた。
「っ!」
最初はびくりと反応を見せるように肩のあがったライだったが、やがてC.C.に責められるままではあるが、そっと腰を支える。
あくまで、主導権はC.C.に上がっていた。
息苦しさに頬を朱に染めるライは眉を下げつつも答えようとしている様子をみて、C.C.は可愛らしいものだと可笑しそうに口端を引き上げた。
ステンド硝子から降り注ぐ明るい光が、華やぐように彩を添える。
祝福の鐘の音は鳴ってはいなかったけれど、確かに幻聴として二人にはその音色が聞こえていたのだった。
続く
アリアドネの糸
小さな石のついた指輪に、ライは目を見開いてC.C.を見つめ返す。
「これでお前は私のもの。もう一つ交わせば、晴れてお前と私は夫婦だ」
もう一つの指輪を見せ付けてC.C.は楽しそうに笑う。
「夫婦・・・?急な話に付いていけないのだが」
「安心しろ。じき慣れる」
「君はルルーシュとの契約が残っているだろ。正式な結婚はまだ早いと思うのだが」
「生涯のパートナーを選んだのは私で、お前もそれに答えた。何の問題がある?。最も拒否する権限はないからな」
どこまでも傍若無人さで、人を振り回し、魔女のように楽しげに笑うC.C.を眺め、ライは溜息をついた。
「いつかは此処から去ると思ってはいたけれど、随分と早くなりそうだ」
「当然だ。話がついたら、此処を離れよう。お前と私・・・」
歩み寄ったC.C.は言いながら、ライの顔を覗き込むようにして、その白い首に手を回して背伸びする。
吐息の触れるなほどに二人の距離は近かった。
「二人の為に、だ」
甘く呟いたC.C.は愛おしくその瞳を細め、そのままライの薄い唇に引き寄せられるように自分から口付けた。
「っ!」
最初はびくりと反応を見せるように肩のあがったライだったが、やがてC.C.に責められるままではあるが、そっと腰を支える。
あくまで、主導権はC.C.に上がっていた。
息苦しさに頬を朱に染めるライは眉を下げつつも答えようとしている様子をみて、C.C.は可愛らしいものだと可笑しそうに口端を引き上げた。
ステンド硝子から降り注ぐ明るい光が、華やぐように彩を添える。
祝福の鐘の音は鳴ってはいなかったけれど、確かに幻聴として二人にはその音色が聞こえていたのだった。
続く
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