コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/01/17 (Mon)
世界をとめるくらいの威力
孤児の時に、シスターに拾われ、そこからギアスの力をにした私は、子供頃に得られなかった全てを欲するままに使ってきた。
そこから、いや、初めから既に狂い始めていたことなど知らずに、契約者の力さえも奪い、長い事魔女と呼ばれることにも慣れ、人であったことも忘れていった頃に、あの男と会い、そして、ライへと行き付いた。
ライと出会ったことも、昔の思い出としての通過点に過ぎないこの一瞬を少しだけ惜しいと思ってしまう。
普通の人間ならばそうだが、ライはギアス保持者となりて、既に人の道から外れた生き方をしている。
それを知ったときに、私は運命を感じ取ったのは、この男になら私の命を預けれるかもしれないと僅か泣きたいと喜びを抱いてしまった。
「王の力は人を孤独にするが、お前はそれを受け入れるのか」
いづれは私の前から去ると思わしき、ライのきめ細やかな白い頬を指先でなぞるように触れて、呟いた私の声は、拾われることなく小さく消えてしまう。
「ならば、私だけはお前の最後まで共にあろう」
かすかに髪のすれる音がシーツを撫でる。その物音に少しだけ震えたライの瞼に気づかぬ振りをして、私は覆いかぶさる。
薄い唇から伝わる体温が、溶け込むように心の中まで落ちていった。
本当のお前に会うのは楽しみではあるが、今はまだ目覚めないで欲しいと願いながら、挨拶代わりに穏やかにただ笑いかけるのもよいかと思うのであった。
終わり
世界をとめるくらいの威力
孤児の時に、シスターに拾われ、そこからギアスの力をにした私は、子供頃に得られなかった全てを欲するままに使ってきた。
そこから、いや、初めから既に狂い始めていたことなど知らずに、契約者の力さえも奪い、長い事魔女と呼ばれることにも慣れ、人であったことも忘れていった頃に、あの男と会い、そして、ライへと行き付いた。
ライと出会ったことも、昔の思い出としての通過点に過ぎないこの一瞬を少しだけ惜しいと思ってしまう。
普通の人間ならばそうだが、ライはギアス保持者となりて、既に人の道から外れた生き方をしている。
それを知ったときに、私は運命を感じ取ったのは、この男になら私の命を預けれるかもしれないと僅か泣きたいと喜びを抱いてしまった。
「王の力は人を孤独にするが、お前はそれを受け入れるのか」
いづれは私の前から去ると思わしき、ライのきめ細やかな白い頬を指先でなぞるように触れて、呟いた私の声は、拾われることなく小さく消えてしまう。
「ならば、私だけはお前の最後まで共にあろう」
かすかに髪のすれる音がシーツを撫でる。その物音に少しだけ震えたライの瞼に気づかぬ振りをして、私は覆いかぶさる。
薄い唇から伝わる体温が、溶け込むように心の中まで落ちていった。
本当のお前に会うのは楽しみではあるが、今はまだ目覚めないで欲しいと願いながら、挨拶代わりに穏やかにただ笑いかけるのもよいかと思うのであった。
終わり
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