コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/01/24 (Mon)
貴方と一秒先の未来
「そんなことないですよ」
「そうだよ。もう君は無関係の人間じゃない。生徒会の一員であり、僕達にとっては大切な人なんだからね」
視線を上げたライがみたのは、穏やかな二人の表情だった。
何故こうも出所のわからぬ自分を迎え、接近してくるのか初めのうちは、記憶喪失問い不安要素もあって、苛立ちを覚えたこともあったのだが、今はどういうわけか不思議と落ち着くのだ。
其れはライの心に少しずつたが、穏やかな変化を齎し、笑みを見せるまでにもなかった。
「だからと言うわけではないですけど、記憶を失ったライさんの思い出を、写真と言う形にして残しておきたいって、二人で話してて私もそれに賛同して話に来たんです」
ライから受け取ったカメラを両手に抱えて、ナナリーは穏やかな口調で語りかけた。
「記憶を取り戻すきっかけはどんなものか定かではない。僕がいづれこの地を離れることになっても、か」
其れが悲しみを呼び起こすものであっても、残しておきたいかと真剣に訊ねたライに、ナナリーは深く頷いた。
「はい。ライさん自身が私達の事を忘れてしまっても、心にも写真にも残った思い出は消えない。そう私は信じてますから」
ナナリーの言葉に嘘はないとその表情が物語る。
「ライさん」
物言わず目で訴えかけるスザクと、頑固なところもあるナナリーに折れたのか、小さく息をついたライは、口に笑みを刻んだ。
「・・・わかった。君達の提案に乗るよ」
ライの承諾に二人は自分のことのように表情を笑顔へと変えた。
「せっかくなので、記念に一枚だけ」
三人で記念に撮った写真は、アルバムの中に飾られた。
いつか、再びアルバムを開いたときに、思い出を振り返ることがあるのなら、その時は大好きなライが傍にいて欲しいと思い、写真を撫でるナナリーの表情は、優しいものだった。
終わり
貴方と一秒先の未来
「そんなことないですよ」
「そうだよ。もう君は無関係の人間じゃない。生徒会の一員であり、僕達にとっては大切な人なんだからね」
視線を上げたライがみたのは、穏やかな二人の表情だった。
何故こうも出所のわからぬ自分を迎え、接近してくるのか初めのうちは、記憶喪失問い不安要素もあって、苛立ちを覚えたこともあったのだが、今はどういうわけか不思議と落ち着くのだ。
其れはライの心に少しずつたが、穏やかな変化を齎し、笑みを見せるまでにもなかった。
「だからと言うわけではないですけど、記憶を失ったライさんの思い出を、写真と言う形にして残しておきたいって、二人で話してて私もそれに賛同して話に来たんです」
ライから受け取ったカメラを両手に抱えて、ナナリーは穏やかな口調で語りかけた。
「記憶を取り戻すきっかけはどんなものか定かではない。僕がいづれこの地を離れることになっても、か」
其れが悲しみを呼び起こすものであっても、残しておきたいかと真剣に訊ねたライに、ナナリーは深く頷いた。
「はい。ライさん自身が私達の事を忘れてしまっても、心にも写真にも残った思い出は消えない。そう私は信じてますから」
ナナリーの言葉に嘘はないとその表情が物語る。
「ライさん」
物言わず目で訴えかけるスザクと、頑固なところもあるナナリーに折れたのか、小さく息をついたライは、口に笑みを刻んだ。
「・・・わかった。君達の提案に乗るよ」
ライの承諾に二人は自分のことのように表情を笑顔へと変えた。
「せっかくなので、記念に一枚だけ」
三人で記念に撮った写真は、アルバムの中に飾られた。
いつか、再びアルバムを開いたときに、思い出を振り返ることがあるのなら、その時は大好きなライが傍にいて欲しいと思い、写真を撫でるナナリーの表情は、優しいものだった。
終わり
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