コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/01/06 (Thu)
限りなく黒に近い灰色で染めて
「貴方のおしゃることが正論であるなら罷り通る。けれど、注意散漫となっていたのは子供だけではない」
「何?」
「見える、距離で子供が道にいたのは貴方も確認できたはず・・・っ。しかし、それをしなかったのは、単に見落としていたのではなく気づいてそうしなかったのは、相手が日本人。イレブンだと気づいたからではないでしょうか」
口端を歪めた貴族の男は、やがて表情を変えた。
嘲笑へと。
「だからなんだと言う。イレブン風情が私の前でうろついているのが目障りだ」
言葉は空気を伝って周囲に広がり、何人かの立ち止まっていたイレブンたちの表情に理不尽な扱いに対しての怒りが上昇しはじめた。
見下す貴族に、恐怖に泣く子供を庇うように母親が怯えた目で見上げる。
それをふんと鼻息であしらう男に、怪我しているのか口端から血を流すのを白い指先でふき取るようにして、ライは冷ややかな視線を送る。
その表情は普段見るものとは違う、氷のような冷たい怒りを孕んだ雰囲気で、怪我を負っているというにもかかわず圧倒的な存在感に、周囲がその空気に当てられたように静かになり、ライの足音だけが響く。
自分へと近づく男の雰囲気がガラリと変わったのに、恐怖を覚えた貴族の男が後ろに退く。
「何だ。身分をわきまえろ。私に何かしようものなら後でお前の身がどうなるのかわかったものではないぞ」
「貴様はこれより身をもって、真実を開け。そして」
顔を寄せるようにしてライが何か言うのに、男の目が開くとその場に膝まづくようにして頭を抱えた。
向けられた心にある恨みと怒りの声を聞き続けろっとライのギアスにより、何千何万と言う貴族に向けられた心の声が波のように押し寄せ、男は咆哮する。
「ああああああっ!! 黙れ!黙れ!イレブン共め」
当然男にしか聞こえないので、突然狂いだした男に周りがざわめく。
騒動を聞きつけ、警察の足音と誰かが呼んだ救急車のサイレン音が聞こえてきた。
はっと我に返ったミレイは、慌ててライの名を呼びかけよる。
続く
「貴方のおしゃることが正論であるなら罷り通る。けれど、注意散漫となっていたのは子供だけではない」
「何?」
「見える、距離で子供が道にいたのは貴方も確認できたはず・・・っ。しかし、それをしなかったのは、単に見落としていたのではなく気づいてそうしなかったのは、相手が日本人。イレブンだと気づいたからではないでしょうか」
口端を歪めた貴族の男は、やがて表情を変えた。
嘲笑へと。
「だからなんだと言う。イレブン風情が私の前でうろついているのが目障りだ」
言葉は空気を伝って周囲に広がり、何人かの立ち止まっていたイレブンたちの表情に理不尽な扱いに対しての怒りが上昇しはじめた。
見下す貴族に、恐怖に泣く子供を庇うように母親が怯えた目で見上げる。
それをふんと鼻息であしらう男に、怪我しているのか口端から血を流すのを白い指先でふき取るようにして、ライは冷ややかな視線を送る。
その表情は普段見るものとは違う、氷のような冷たい怒りを孕んだ雰囲気で、怪我を負っているというにもかかわず圧倒的な存在感に、周囲がその空気に当てられたように静かになり、ライの足音だけが響く。
自分へと近づく男の雰囲気がガラリと変わったのに、恐怖を覚えた貴族の男が後ろに退く。
「何だ。身分をわきまえろ。私に何かしようものなら後でお前の身がどうなるのかわかったものではないぞ」
「貴様はこれより身をもって、真実を開け。そして」
顔を寄せるようにしてライが何か言うのに、男の目が開くとその場に膝まづくようにして頭を抱えた。
向けられた心にある恨みと怒りの声を聞き続けろっとライのギアスにより、何千何万と言う貴族に向けられた心の声が波のように押し寄せ、男は咆哮する。
「ああああああっ!! 黙れ!黙れ!イレブン共め」
当然男にしか聞こえないので、突然狂いだした男に周りがざわめく。
騒動を聞きつけ、警察の足音と誰かが呼んだ救急車のサイレン音が聞こえてきた。
はっと我に返ったミレイは、慌ててライの名を呼びかけよる。
続く
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