コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2011/05/16 (Mon)
淡い星空の灰色を描いた後
私を外に連れ出せとC.C.の誘いに乗ってみたものの、知らぬ合間にいや、見てみないうちに陽は傾き。
時刻は、朱色から赤そして、薄い色から濃い色へとグラデーションのように、空は変わり始めた頃に出かけていったのは、二人は小さな公園にたどり着いていた。
「ハズレだな」
ピザが食いたいと持ち前の傍若無人さと欲求により、途中でコンビニのピザパンを身代わりに買い与えてみたのだが、C.C.の好物故のこだわりか慣れた味覚にはお気に召さなかったらしく、ブランコに腰掛けたまま不服な呟きをこぼしつつも、口を開くままにパンにかぶりつく。
キィキィと足の僅かな揺らぎと共にブランコの軋む音を振り返るように一瞥してから、ライは公園を見渡していた。
昼間の晴れ晴れとした雰囲気と裏腹に、日も落ちかけた公園内は子供もそれを迎えに来る大人の姿も他に見当たらず、ポツリポツリと存在する遊具と合わさって静かでどこか寂しい場所に映る。
夜と共に瞬くようについていった街灯だけが仄かに明るく照らし出していた。
何度見ても、ライにはどこもかしこも居場所が見つからないような気がした。
それは、我知らずに周囲に壁を作っているせいもあるのだが、何よりも記憶喪失というハンデが今この場にいることさえも曖昧な記憶となりうることだからだろうか、何もわからぬままけれど少しずつ覚えていくこともあると若干前向きになりつつ、ライは夜空を見上げる。
「流れ星に三度願いを口にすると、願いがかなうと信じられてる話があるのを知っているか?」
C.C.からシャーリーがよく話をするようなロマンスある言葉を聴き、ライは僅かに首を傾げて見せた。
続く
淡い星空の灰色を描いた後
私を外に連れ出せとC.C.の誘いに乗ってみたものの、知らぬ合間にいや、見てみないうちに陽は傾き。
時刻は、朱色から赤そして、薄い色から濃い色へとグラデーションのように、空は変わり始めた頃に出かけていったのは、二人は小さな公園にたどり着いていた。
「ハズレだな」
ピザが食いたいと持ち前の傍若無人さと欲求により、途中でコンビニのピザパンを身代わりに買い与えてみたのだが、C.C.の好物故のこだわりか慣れた味覚にはお気に召さなかったらしく、ブランコに腰掛けたまま不服な呟きをこぼしつつも、口を開くままにパンにかぶりつく。
キィキィと足の僅かな揺らぎと共にブランコの軋む音を振り返るように一瞥してから、ライは公園を見渡していた。
昼間の晴れ晴れとした雰囲気と裏腹に、日も落ちかけた公園内は子供もそれを迎えに来る大人の姿も他に見当たらず、ポツリポツリと存在する遊具と合わさって静かでどこか寂しい場所に映る。
夜と共に瞬くようについていった街灯だけが仄かに明るく照らし出していた。
何度見ても、ライにはどこもかしこも居場所が見つからないような気がした。
それは、我知らずに周囲に壁を作っているせいもあるのだが、何よりも記憶喪失というハンデが今この場にいることさえも曖昧な記憶となりうることだからだろうか、何もわからぬままけれど少しずつ覚えていくこともあると若干前向きになりつつ、ライは夜空を見上げる。
「流れ星に三度願いを口にすると、願いがかなうと信じられてる話があるのを知っているか?」
C.C.からシャーリーがよく話をするようなロマンスある言葉を聴き、ライは僅かに首を傾げて見せた。
続く
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