コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/05/09 (Mon)
磁石のように引き合い反発する
少しずつ暑さを覚え始める頃、C.C.はクッションに背もたれるままに、ベットの上で足を組むように伸ばし、片手に手にしたラムネ瓶を口元に傾け、行儀悪く呑む様に、ライは眉を顰めた。
風通しよく窓は開いているものの、カーテンが僅かに揺らぐくらいの微風しか入らなく、少しだけ部屋にこもっていた熱気のせいか少しだけ汗が滲んでいた。
いつものように部屋を独占して散らかしていること、ピザの匂いやらが染み付くことは、彼女の周りでは日常茶飯事で改善する気もない事を知っているので、今更口を挟む気はないが、気持ちがわずかばかり表情に出たのだろう。
ライは一瞥しただけで無表情に戻ると、趣味としてるわけではないが、規約探しのてかがりとなるかと図書館から借りてきた本を読みふけっていた。
「もやしになる気か?」
コロンコロンと緑の変わった瓶の中に、蓋のごとく存在するビー玉を転がす音の後、C.C.の呟きが聞こえた。
部屋が静かなせいか、ライにもそれは届いたが、独り言と思いそのままにしていたのだが、
「真昼間、誰との誘いもなく部屋にこもっている。まあ、お前の場合、あてもなく街を歩き回るしかないから、どうしても二択しか選択肢がないからそうなるのだろうが」
一人ではなくもう一人に向けての呟きに、ようやくライは反応を見せて、視線を落としていた本から顔をあげた。
「何が言いたい?」
よく含みの持つ言い方をするC.C.に、問いかけてみると、彼女はライのほうへと方向転換してうつぶせに寝転がるままに、口の両端を笑う。
後ろ足はバタバタと子供のように落ち着きないように見えたが、ふっと目を細めたその表情は魔女らしいように映るのだった。
続く
磁石のように引き合い反発する
少しずつ暑さを覚え始める頃、C.C.はクッションに背もたれるままに、ベットの上で足を組むように伸ばし、片手に手にしたラムネ瓶を口元に傾け、行儀悪く呑む様に、ライは眉を顰めた。
風通しよく窓は開いているものの、カーテンが僅かに揺らぐくらいの微風しか入らなく、少しだけ部屋にこもっていた熱気のせいか少しだけ汗が滲んでいた。
いつものように部屋を独占して散らかしていること、ピザの匂いやらが染み付くことは、彼女の周りでは日常茶飯事で改善する気もない事を知っているので、今更口を挟む気はないが、気持ちがわずかばかり表情に出たのだろう。
ライは一瞥しただけで無表情に戻ると、趣味としてるわけではないが、規約探しのてかがりとなるかと図書館から借りてきた本を読みふけっていた。
「もやしになる気か?」
コロンコロンと緑の変わった瓶の中に、蓋のごとく存在するビー玉を転がす音の後、C.C.の呟きが聞こえた。
部屋が静かなせいか、ライにもそれは届いたが、独り言と思いそのままにしていたのだが、
「真昼間、誰との誘いもなく部屋にこもっている。まあ、お前の場合、あてもなく街を歩き回るしかないから、どうしても二択しか選択肢がないからそうなるのだろうが」
一人ではなくもう一人に向けての呟きに、ようやくライは反応を見せて、視線を落としていた本から顔をあげた。
「何が言いたい?」
よく含みの持つ言い方をするC.C.に、問いかけてみると、彼女はライのほうへと方向転換してうつぶせに寝転がるままに、口の両端を笑う。
後ろ足はバタバタと子供のように落ち着きないように見えたが、ふっと目を細めたその表情は魔女らしいように映るのだった。
続く
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