コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/05/05 (Thu)
縫い止めて下さいこの気持ちを
くしゃみと咳が出始めたのは、いつ頃だろう。
体が病魔に冒されたことなど気づかずに、進行して症状になって現れたのは、ただの風邪だった。
そのため、車椅子ではなく、ベットの上に寝たきりとなっていた。
「・・・一人でいるときって、こんなに静かだったのかな?」
咲世子は買出しがあると言って、今は傍にいなく、病気のせいか余計に不安なことばかり考えてしまい、いつもの慣れているはずの事が物寂しいように感じてしまうのだった。
「お兄様は学校よね。すぐ帰るって言ってたけど、大人しくしていくから大丈夫っていってあるから、心配ないと思うけど・・・ライさんはどうしてるのかな?」
過保護な兄よりも恋人のライのほうが気になってしまったのもあったが、また遊びに来る約束を思い出し、慌てて覚えたてのメールを打ち始めた。
目が見えずとも、指でボタンの位置を覚え、音声で文章を読み上げる昨日のおかけで、ナナリーでもメールが出来るようになったのは、ある意味幸いだった。
電話でも話せる事はあるのだが、やっぱり年頃に近づくにつれ、やましいことはないにしても恋人と二人だけで共有したいとあって、その気持ちを汲み取ったミレイから貰った携帯を今でも大事に使っていた。
ライさんに会いたい。
傍にいて欲しい気持ちはあったが、自分の風邪をライにうつしたくははないという気持ちの方が強くあって、、体調を崩した事、心配かけぬようにと、風邪が治ればまたいつものように会いに来てくださいねとメールに思いを込めて送信ボタンを押した。
メールが届くのは数秒とかからなくとも、ライがそのメールを読むのはいつかなんてナナリーは知らない。
携帯電話を閉じると、コンコンとノックオンが聞こえたのに、ナナリーは顔を向けた。
「はい」
兄か咲世子さんだろうかとも思ったが、直感で違うとナナリーは感じ取り、もしかしてといらぬ期待を抱いたしまったのだが。
「僕だよ。ナナリー、部屋に入ってもいいかい?」
先ほど送ったばかりのメールには、治ったら会いに来てくださいと別の日に約束を取り付けたはずなのに、ライが会いにきている。
続く
縫い止めて下さいこの気持ちを
くしゃみと咳が出始めたのは、いつ頃だろう。
体が病魔に冒されたことなど気づかずに、進行して症状になって現れたのは、ただの風邪だった。
そのため、車椅子ではなく、ベットの上に寝たきりとなっていた。
「・・・一人でいるときって、こんなに静かだったのかな?」
咲世子は買出しがあると言って、今は傍にいなく、病気のせいか余計に不安なことばかり考えてしまい、いつもの慣れているはずの事が物寂しいように感じてしまうのだった。
「お兄様は学校よね。すぐ帰るって言ってたけど、大人しくしていくから大丈夫っていってあるから、心配ないと思うけど・・・ライさんはどうしてるのかな?」
過保護な兄よりも恋人のライのほうが気になってしまったのもあったが、また遊びに来る約束を思い出し、慌てて覚えたてのメールを打ち始めた。
目が見えずとも、指でボタンの位置を覚え、音声で文章を読み上げる昨日のおかけで、ナナリーでもメールが出来るようになったのは、ある意味幸いだった。
電話でも話せる事はあるのだが、やっぱり年頃に近づくにつれ、やましいことはないにしても恋人と二人だけで共有したいとあって、その気持ちを汲み取ったミレイから貰った携帯を今でも大事に使っていた。
ライさんに会いたい。
傍にいて欲しい気持ちはあったが、自分の風邪をライにうつしたくははないという気持ちの方が強くあって、、体調を崩した事、心配かけぬようにと、風邪が治ればまたいつものように会いに来てくださいねとメールに思いを込めて送信ボタンを押した。
メールが届くのは数秒とかからなくとも、ライがそのメールを読むのはいつかなんてナナリーは知らない。
携帯電話を閉じると、コンコンとノックオンが聞こえたのに、ナナリーは顔を向けた。
「はい」
兄か咲世子さんだろうかとも思ったが、直感で違うとナナリーは感じ取り、もしかしてといらぬ期待を抱いたしまったのだが。
「僕だよ。ナナリー、部屋に入ってもいいかい?」
先ほど送ったばかりのメールには、治ったら会いに来てくださいと別の日に約束を取り付けたはずなのに、ライが会いにきている。
続く
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