コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/05/18 (Wed)
ふたりぼっちの雨日
外はどんよりと黒い雲に覆われ、湿気を帯びた空気と共にぽたりぽたりと窓を叩く雨。
涙雨と言うにふさわしい天気、静かに音を聞いていたナナリーが、不意に顔をあげて窓の外を眺めた。
ナナリーがいたのは、車椅子ではなく、ベットの上だった。
両足をぺたんとつけるように座って、シーツの上に幾つかの折鶴と折り紙が幾つか散らばっていた。
彼女の刷ることは本を読むか庭園へと出かけるかに限られるが、今日はあいにくの雨模様。
足の不自由なナナリーは、室内で過ごししか退屈を埋め合わせることが出来ずにいた。
のだが、いつもはライのほうから遊びに来ることが多いのだけど、今日はナナリーから遊びに出かけた。
兄の許可なくては二人きりさえも出来ないのは、不満が残るものの、それでもたった一人の家族だからか、咲世子にライの部屋に出かけてくるとだけは事前には報告していたので、同じクラブハウス内であることだから、そんなに心配もないだろうと思い、行動にでてみたのだ。
「わかりました。ルルーシュ様にはお伝えしておきますが、私はナナリー様の味方でありますから、お二人の邪魔をされぬようにと注意しておきますので、どうかご安心ください」
穏やかにも心強い言葉を残してくれた咲世子に、背中を押されるようにしてライの部屋に向かった。
扉を開いてナナリーが来ている事に、少しだけ驚いたライだったが、その後は断ることなく中へと招かれ、今に至る。
特に何を詞ようと決めたわけではないけれど、以前にも二人でやった折り紙をもう一度やってみませんか?っとナナリーから誘いかけて、幾つかの折鶴を作る。
他にも咲世子から教わった折り方を、ライに教えるようにして二人で折り紙を折り続けた。
テレビもラジオもなくとても静かで、部屋というには物が少なく、生活観が感じられない雰囲気ではあるものの、ライが傍にいるといるだけでナナリーは不思議と安心感を覚えていた。
それは、大好きな恋人だから強くそう思うのかもしれない。
続く
ふたりぼっちの雨日
外はどんよりと黒い雲に覆われ、湿気を帯びた空気と共にぽたりぽたりと窓を叩く雨。
涙雨と言うにふさわしい天気、静かに音を聞いていたナナリーが、不意に顔をあげて窓の外を眺めた。
ナナリーがいたのは、車椅子ではなく、ベットの上だった。
両足をぺたんとつけるように座って、シーツの上に幾つかの折鶴と折り紙が幾つか散らばっていた。
彼女の刷ることは本を読むか庭園へと出かけるかに限られるが、今日はあいにくの雨模様。
足の不自由なナナリーは、室内で過ごししか退屈を埋め合わせることが出来ずにいた。
のだが、いつもはライのほうから遊びに来ることが多いのだけど、今日はナナリーから遊びに出かけた。
兄の許可なくては二人きりさえも出来ないのは、不満が残るものの、それでもたった一人の家族だからか、咲世子にライの部屋に出かけてくるとだけは事前には報告していたので、同じクラブハウス内であることだから、そんなに心配もないだろうと思い、行動にでてみたのだ。
「わかりました。ルルーシュ様にはお伝えしておきますが、私はナナリー様の味方でありますから、お二人の邪魔をされぬようにと注意しておきますので、どうかご安心ください」
穏やかにも心強い言葉を残してくれた咲世子に、背中を押されるようにしてライの部屋に向かった。
扉を開いてナナリーが来ている事に、少しだけ驚いたライだったが、その後は断ることなく中へと招かれ、今に至る。
特に何を詞ようと決めたわけではないけれど、以前にも二人でやった折り紙をもう一度やってみませんか?っとナナリーから誘いかけて、幾つかの折鶴を作る。
他にも咲世子から教わった折り方を、ライに教えるようにして二人で折り紙を折り続けた。
テレビもラジオもなくとても静かで、部屋というには物が少なく、生活観が感じられない雰囲気ではあるものの、ライが傍にいるといるだけでナナリーは不思議と安心感を覚えていた。
それは、大好きな恋人だから強くそう思うのかもしれない。
続く
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