コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/05/26 (Thu)
あなたの存在がわたしの光でした
「はい。ライさんやお兄様に教わったりするほうがどちらかというと多いので、一つでも教える機会と共に、今のこの瞬間のように、ライさんと一緒に過ごせることが時間を忘れてしまうほど楽しくて仕方がないんです」
本当に嬉しそうに笑うナナリーに、ライは一瞬黙り込んだ後で、
「僕が覚えるのが早いというなら、ナナリー・・・先生の教え方が上手いだけだよ」
「そんな、私の覚えた通りをそのまま伝えてるだけなので、褒められると照れてしまいます」
「ナナリー。咲世子さんに新しい折り方をまた教わったら、僕に教えてくれるか?」
「はい、勿論です!」
向き合う二人で笑いをこぼしても、外の雨はまだしとしとと降り続いていた。
「あっ」
「ん、どうした?」、
「いえ、折り紙教えるのもいいのですけれど・・・」
恥ずかしそうに頬を染めつつ、遠慮がちに口を開くナナリーにライは何が言いたいのだろうと首を傾げた。
「ただ会いたいだけでも来ていいんですよね」
「・・・ナナリー」
「はい?」
「何の遠慮をしているのかわからないが、君が今までに僕の訪問を拒否した事はあったか?」
「いいえ、そんなことしません!」
普段は大人しい彼女であるが、やはり主張すべきところは強く主張する強さも持ち合わせていると感じる口調で言い返したナナリーの頭をライが優しく触れる。
「それと同じことだ。君が此処に来ても僕は他に断る理由は今のところないから、今日のように君から来ても僕は迎え入れるだけだから、どこかに問題はあるか?」
優しく目を細めるライに、ナナリーは頭を撫でられるままに顔を上げて嬉しさに抱きついた。
「ナナリー?」
ぎゅっと抱きしめた手で、ライの胸の顔をうずめるままにすりすりと甘えて見せて、ナナリーは口にする。
「ずるい。Nothing make me happier than being close to you.(あなたがいてくれることより私を幸せにするものはありません)」
顔をあげたナナリーは熱く目を潤ませて、愛おしい表情で微笑を浮かべるライに、そっと甘えるように唇に自分の唇を押し当てると、
「これからもいっぱい会いにいきますから、ライさんをその分ギュって抱きしめさせてくださいね」
きょとんとしたライは可愛らしく目を瞬かせて、黙諾とするかのようにナナリーをそっと抱きしめ返した。
ナナリーは再び嬉しそうにライの胸に顔を埋める。
外は、まだしとしとと雨が降って湿気を帯びた空気とどんよりとした雲とで、暗いものだったが、二人のいる室内は暖かい雰囲気になっていたのだった。
終わり
女性主権のライ受けお相手アンケートへ投票ぽちっと押してくださった方、ありがとうございます。
表の多かったナナライと結果になりましたので。
軌跡のような明日に微笑んでの続きで、
ナナリー×ライです。
お話は、続きからになります。
拍手を送る
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軌跡のような明日に微笑んでの続きで、
ナナリー×ライです。
お話は、続きからになります。
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あなたの存在がわたしの光でした
「はい。ライさんやお兄様に教わったりするほうがどちらかというと多いので、一つでも教える機会と共に、今のこの瞬間のように、ライさんと一緒に過ごせることが時間を忘れてしまうほど楽しくて仕方がないんです」
本当に嬉しそうに笑うナナリーに、ライは一瞬黙り込んだ後で、
「僕が覚えるのが早いというなら、ナナリー・・・先生の教え方が上手いだけだよ」
「そんな、私の覚えた通りをそのまま伝えてるだけなので、褒められると照れてしまいます」
「ナナリー。咲世子さんに新しい折り方をまた教わったら、僕に教えてくれるか?」
「はい、勿論です!」
向き合う二人で笑いをこぼしても、外の雨はまだしとしとと降り続いていた。
「あっ」
「ん、どうした?」、
「いえ、折り紙教えるのもいいのですけれど・・・」
恥ずかしそうに頬を染めつつ、遠慮がちに口を開くナナリーにライは何が言いたいのだろうと首を傾げた。
「ただ会いたいだけでも来ていいんですよね」
「・・・ナナリー」
「はい?」
「何の遠慮をしているのかわからないが、君が今までに僕の訪問を拒否した事はあったか?」
「いいえ、そんなことしません!」
普段は大人しい彼女であるが、やはり主張すべきところは強く主張する強さも持ち合わせていると感じる口調で言い返したナナリーの頭をライが優しく触れる。
「それと同じことだ。君が此処に来ても僕は他に断る理由は今のところないから、今日のように君から来ても僕は迎え入れるだけだから、どこかに問題はあるか?」
優しく目を細めるライに、ナナリーは頭を撫でられるままに顔を上げて嬉しさに抱きついた。
「ナナリー?」
ぎゅっと抱きしめた手で、ライの胸の顔をうずめるままにすりすりと甘えて見せて、ナナリーは口にする。
「ずるい。Nothing make me happier than being close to you.(あなたがいてくれることより私を幸せにするものはありません)」
顔をあげたナナリーは熱く目を潤ませて、愛おしい表情で微笑を浮かべるライに、そっと甘えるように唇に自分の唇を押し当てると、
「これからもいっぱい会いにいきますから、ライさんをその分ギュって抱きしめさせてくださいね」
きょとんとしたライは可愛らしく目を瞬かせて、黙諾とするかのようにナナリーをそっと抱きしめ返した。
ナナリーは再び嬉しそうにライの胸に顔を埋める。
外は、まだしとしとと雨が降って湿気を帯びた空気とどんよりとした雲とで、暗いものだったが、二人のいる室内は暖かい雰囲気になっていたのだった。
終わり
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