コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/05/30 (Mon)
My being me 自分らしい形で内緒話
幼い頃に当たり前だと思っていたものが、全て離れて兄一人と車椅子だけとなってしまった異国の地。
イレブン事、日本。
木のこする音と柔らかな風と太陽光は、自国と変わらないけれど、肌に感じる雰囲気と香りは別世界のようだった。
初めて、枢木神社にやってきた時は、兄とスザクが険悪な仲でハラハラとしていたけれど、とある事件を阪井に三人は急接近となる。
どうせなら仲違いよりも仲良くしていたいと思っていた願いが、空に届いたようでナナリーは嬉しく思っていた。、
けれども、最近、ナナリーには気になることがあった。
仮住まいとなった場所にて、帰ってきた兄にナナリーが声をかけた。
「お兄様、おかえりなさい。?、どうしたのですか?」
ピリピリと以前にも日本人に迫害された時の様な、苛立ちを感じ取りナナリーは心配そうに顔を覗き込んだ。
「うん。実は、さっきこの辺で見かけない「なんでもないよ」
答えるスザクの横から口を挟むようにやや強引に入ってきたルルーシュに、ナナリーは首を傾げる。
二人の間に何かあった事はわかるのだが、どうにも兄が話したがらない様子に、スザクへと視線を向けるのだが、
「何が気に入らないんだよ。俺達と同い年くらいの子だっただけじゃないか」
スザクも疑問を感じ取ったらしく、眉を寄せるルルーシュは言い返す。
「同い年としても、あんなところでうろついているのは怪しいだろ。余計なことに此方から関わりあう必要ないだろ」
「俺だって遠くの近所に詳しくないけど、この辺の子かもしれないだろ?。偶々立ち寄った此処で迷子になってただけじゃないか。疑いにかかるのはお前の勝手だが、俺はお前の意見に賛同しないね」
「・・・」
喧嘩しているわけではないのだが、どこか険悪な雰囲気に、二人の顔を見回したナナリーが困惑を浮かべる。
そんな妹に気づいて、ルルーシュは深く溜息をつくとはき捨てるように、
「・・・なら、お前の好きにしろ。僕は関わる気はないから、ナナリーも勿論、巻き込むのは止めてくれよ」
「言われなくても、そうするさ!」
売り言葉に買い言葉みたいなやり取りで、二人の話はそこで途切れ、スザクは苛立ちを隠せず、走り去るように出て行ってしまった。
ナナリーだけは状況を理解できずにいたのだが、声をかけてきた兄は普通どおりに戻っていたので、この話をまた聞き返せばまた不機嫌になると思い、そっと心の端にとどめて黙っておくにしていた。
それは、ナナリーにも、ルルーシュ達に隠し事があったからだった。
続く
My being me 自分らしい形で内緒話
幼い頃に当たり前だと思っていたものが、全て離れて兄一人と車椅子だけとなってしまった異国の地。
イレブン事、日本。
木のこする音と柔らかな風と太陽光は、自国と変わらないけれど、肌に感じる雰囲気と香りは別世界のようだった。
初めて、枢木神社にやってきた時は、兄とスザクが険悪な仲でハラハラとしていたけれど、とある事件を阪井に三人は急接近となる。
どうせなら仲違いよりも仲良くしていたいと思っていた願いが、空に届いたようでナナリーは嬉しく思っていた。、
けれども、最近、ナナリーには気になることがあった。
仮住まいとなった場所にて、帰ってきた兄にナナリーが声をかけた。
「お兄様、おかえりなさい。?、どうしたのですか?」
ピリピリと以前にも日本人に迫害された時の様な、苛立ちを感じ取りナナリーは心配そうに顔を覗き込んだ。
「うん。実は、さっきこの辺で見かけない「なんでもないよ」
答えるスザクの横から口を挟むようにやや強引に入ってきたルルーシュに、ナナリーは首を傾げる。
二人の間に何かあった事はわかるのだが、どうにも兄が話したがらない様子に、スザクへと視線を向けるのだが、
「何が気に入らないんだよ。俺達と同い年くらいの子だっただけじゃないか」
スザクも疑問を感じ取ったらしく、眉を寄せるルルーシュは言い返す。
「同い年としても、あんなところでうろついているのは怪しいだろ。余計なことに此方から関わりあう必要ないだろ」
「俺だって遠くの近所に詳しくないけど、この辺の子かもしれないだろ?。偶々立ち寄った此処で迷子になってただけじゃないか。疑いにかかるのはお前の勝手だが、俺はお前の意見に賛同しないね」
「・・・」
喧嘩しているわけではないのだが、どこか険悪な雰囲気に、二人の顔を見回したナナリーが困惑を浮かべる。
そんな妹に気づいて、ルルーシュは深く溜息をつくとはき捨てるように、
「・・・なら、お前の好きにしろ。僕は関わる気はないから、ナナリーも勿論、巻き込むのは止めてくれよ」
「言われなくても、そうするさ!」
売り言葉に買い言葉みたいなやり取りで、二人の話はそこで途切れ、スザクは苛立ちを隠せず、走り去るように出て行ってしまった。
ナナリーだけは状況を理解できずにいたのだが、声をかけてきた兄は普通どおりに戻っていたので、この話をまた聞き返せばまた不機嫌になると思い、そっと心の端にとどめて黙っておくにしていた。
それは、ナナリーにも、ルルーシュ達に隠し事があったからだった。
続く
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