コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/08/15 (Mon)
真実も、たまには優しいことがある
「はぁ」
「溜息をつくと幸せは逃げるぞ」
「僕の幸せがあるのだとしたら、君に全て吸い取られてる気がしてならないが?」
「なら、五十歩百歩じゃないか。私の幸せは私にあり、お前の幸せは私にあるのだから、今までどおりであるのが一番だと実感できた幸せ者だろ?」
「時折、君の屁理屈にはついていけないよ」
以前に譲り受けたぼろくさいエンジンのかかる車に乗り込んだままの二人は、細長い道をひたすらに走っていた。
運転手にはライ、助手席にはその可愛らしく見える外見と持ち前の交渉術を使って、格安で手にした兎のぬいぐるみが抱えるままに座るC.C.がいた。
「それなら話を変えてやろう。町を出たときから、後をつけられているぞ。お前の知り合いか?」
サイドミラーに映る車を見て、ライは眉を顰めた。
「いや、つけられていたことには気づいていたんだが、目的がわからない」
「決まっているだろ。何処かの金満家が、私に目をつけたということも考えられんな」
「・・・」
「おい、嘘でも否定なり言い返すなりの言い分はないのか」
「それならそれで交渉はつけられるが」
「お前の過去の関係者だとしたら、話は変わるだろうなと、お前は心配しているのか」
「ああ、僕の事を知っている人間が他にいないとは言えないから、捜索の心配はある」
「好機じゃないか。お前にとっては。そいつらについていけば過去の全てが明白とするのだから」
「いや、思い出した記憶から見ても、追ってくる人間が好意的なものとはいいがたい。学園を出たときから、君に信頼は預けているから、自分の力で探したいと僕は思っていることに今も変わりはない」
意志の強い瞳を見届けて、ふっと笑ったC.C.は口にした。
「Luck is what happens when preparation meets opportunity.」
「えっ?」
「聞こえなかったのか? お前は私といるときから既に幸福に恵まれているのだと、安心しろ。私がサポートするからには後ろの奴らには追いつかれやしない」
と根拠もなくしかし、確証があるような物言いのC.C.にライは穏やかに目を細めた。
強いパトーナーが一人いるだけでも、こんなにも心強くするものかと改めて実感したからに他ならなかった。
続く
訪問者様、拍手を押してくださった方、いつもありがとうございます。
生きるのをやめられずにいるの続き、
C.C.×ライです。
お話は、続きからになります。
拍手を送る
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真実も、たまには優しいことがある
「はぁ」
「溜息をつくと幸せは逃げるぞ」
「僕の幸せがあるのだとしたら、君に全て吸い取られてる気がしてならないが?」
「なら、五十歩百歩じゃないか。私の幸せは私にあり、お前の幸せは私にあるのだから、今までどおりであるのが一番だと実感できた幸せ者だろ?」
「時折、君の屁理屈にはついていけないよ」
以前に譲り受けたぼろくさいエンジンのかかる車に乗り込んだままの二人は、細長い道をひたすらに走っていた。
運転手にはライ、助手席にはその可愛らしく見える外見と持ち前の交渉術を使って、格安で手にした兎のぬいぐるみが抱えるままに座るC.C.がいた。
「それなら話を変えてやろう。町を出たときから、後をつけられているぞ。お前の知り合いか?」
サイドミラーに映る車を見て、ライは眉を顰めた。
「いや、つけられていたことには気づいていたんだが、目的がわからない」
「決まっているだろ。何処かの金満家が、私に目をつけたということも考えられんな」
「・・・」
「おい、嘘でも否定なり言い返すなりの言い分はないのか」
「それならそれで交渉はつけられるが」
「お前の過去の関係者だとしたら、話は変わるだろうなと、お前は心配しているのか」
「ああ、僕の事を知っている人間が他にいないとは言えないから、捜索の心配はある」
「好機じゃないか。お前にとっては。そいつらについていけば過去の全てが明白とするのだから」
「いや、思い出した記憶から見ても、追ってくる人間が好意的なものとはいいがたい。学園を出たときから、君に信頼は預けているから、自分の力で探したいと僕は思っていることに今も変わりはない」
意志の強い瞳を見届けて、ふっと笑ったC.C.は口にした。
「Luck is what happens when preparation meets opportunity.」
「えっ?」
「聞こえなかったのか? お前は私といるときから既に幸福に恵まれているのだと、安心しろ。私がサポートするからには後ろの奴らには追いつかれやしない」
と根拠もなくしかし、確証があるような物言いのC.C.にライは穏やかに目を細めた。
強いパトーナーが一人いるだけでも、こんなにも心強くするものかと改めて実感したからに他ならなかった。
続く
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