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別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
僕+君=何?
真昼の生徒会室。
サンサンと降り注ぐ陽光が、窓から差しこみ、電気をつけなくても明るい室内の中。
「ライ、じっとしてて。大丈夫痛くしないから」
「・・・」
向かい合う二人。
白く繊細な頬へと手を伸ばしたスザクに、不安げに揺れる銀色の瞳が見上げる。
少しずつ縮まり距離、伏せられる瞳に、周囲はごくりと唾を飲み込み。
「二人とも、そういう関係だったの?!」
見ておられないと声を上げたシャーリーの後に続くように、覗き見していたニーナとミレイが雪崩のように倒れた。
「会長?」
一体そこで何をしているんだと言いたげな表情の二人に、困り顔で苦笑を浮かべるニーナとは別に、立ち上がったミレイは指を刺して言い返してきた。
「水臭いわね!。生徒会室でいちゃつくのはいいけど、付き合ってるならまず先に保護者の私だけでも報告するのが筋じゃないの!」
確信を得たような発言に、虚をつかれた様に目を瞬かす二人の反応に、ミレイはあれ、何か違う?っと首を傾げた。
ニーナの用意した紅茶とお菓子を交えて、テーブルを囲うように座る一同は、スザク達の話に耳を傾けていた。
「なんだ~、あんな言うから、私てっきり付き合っているのかと」
何処が残念そうにティーカップを抱えたまま、呟くシャーリーに、ライは無表情で言った。
「それは誤解だ。スザクはゴミが入った僕の目を見てくれただけだから」
「本当に~ぃ? 実は隠してるとか今更無しよ」
怪しく笑うように目を細めたミレイの視線に、ライは至って真面目に答える。
「前にも聞いたが、どうして僕とスザクがそんな関係に発展するんだ?。異性同士ならまだしも」
「だって、二人とも怪しいんだもん。仲良しと言うよりも仲良すぎるって言うか、時折二人でこそこそ何か話してるし」
答えたのはシャーリーだったが、軍事関係の事は一般人には多くは語れないところがあるので、自然と内緒話のように放っているが、特に後ろめたいことはないと思いつつも、スザクとよく行動を共にする機会はあったが、何故そんな関係に見えるのかと疑問だけが残るライは、眉を寄せスザクを見た。
続く