コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/11/14 (Mon)
少女とカレンとの言い合いに姉妹の様な、本当の家族のような妙な感覚を味わいつつも、ライはその光景が面白くて苦笑を浮かべていた。
深夜の時間、ちくちくと時計の針の音がやけに耳に残る部屋の中で、カレンは目を覚ました。
「眠れない・・・」
地位な呟き声がこぼれると、隣から僅かながら規則正しい寝息が聞こえ、カレンは音のほうへと顔を向けると、幼くもあどけない寝顔をした少女の姿があった。
迷子のあるはずの彼女が自分を母親と間違えてから、妙に懐かれてしまい匿ってみたものの、父親会いたさに学園へとやってきて、生徒会の皆に知られた結果が今に至る。
はぁっと溜息をついて上半身を起こすと、少女の向こうにもう一人の寝顔が目に入る。
糸のように綺麗な髪、長い睫にあの宝石をはめ込んだ様な銀の瞳は隠され、ただ薄く開いた口元と、白い肌は中性的に見えるけれど、やっぱり華奢ながらも鍛えた身体は男のもので、いつからか不慣れな彼を世話をしている気持ちで接していた自分が好意を持ってしまっていた。
両思いであることは後で知ったことだけど、そんな大切な人と子供を挟んで寝ている自分が、カレンには夢を見ているのではないかと思わせる。
確かに髪といい目といい、自分と似ていると何処かに否定したい気持ちもあったが、よくよく見ると本当に自分の子供だと疑われても仕方ないほどにそっくりだ。
それに、ライが父親というのも疑いを持ったが、こうして並んだ寝顔がどこか似ている。
困った事実である。
子供を持った覚えもないのに、まだ結婚もしていないし、まだ何もっと残念そうに思った自分にカレンはかあっと耳まで顔を赤くして首を横に振った。
ライの子供なら嬉しいけれど、急に子供が出来て、家族になれというのも無理で、いや実際そうなっても困るどころか嬉しくはあるのだが、そんな状態に慣れてしまったら駄目だと重い、やっぱり少女の本当の母親を探しに行かねばと決心を新たにし、カレンは布団をかぶった。
明日になれば元に戻っているかもしれないけれど、今のこの時は夢ではないと思いたいとそう願いながら、カレンは静かに眠りについたのだった。
その後の朝。
にやけるままに眠っていたカレンの頬をつつく少女がいたとかいないとか。
続く
蕩けるぐらいの時をわたしに
少女とカレンとの言い合いに姉妹の様な、本当の家族のような妙な感覚を味わいつつも、ライはその光景が面白くて苦笑を浮かべていた。
深夜の時間、ちくちくと時計の針の音がやけに耳に残る部屋の中で、カレンは目を覚ました。
「眠れない・・・」
地位な呟き声がこぼれると、隣から僅かながら規則正しい寝息が聞こえ、カレンは音のほうへと顔を向けると、幼くもあどけない寝顔をした少女の姿があった。
迷子のあるはずの彼女が自分を母親と間違えてから、妙に懐かれてしまい匿ってみたものの、父親会いたさに学園へとやってきて、生徒会の皆に知られた結果が今に至る。
はぁっと溜息をついて上半身を起こすと、少女の向こうにもう一人の寝顔が目に入る。
糸のように綺麗な髪、長い睫にあの宝石をはめ込んだ様な銀の瞳は隠され、ただ薄く開いた口元と、白い肌は中性的に見えるけれど、やっぱり華奢ながらも鍛えた身体は男のもので、いつからか不慣れな彼を世話をしている気持ちで接していた自分が好意を持ってしまっていた。
両思いであることは後で知ったことだけど、そんな大切な人と子供を挟んで寝ている自分が、カレンには夢を見ているのではないかと思わせる。
確かに髪といい目といい、自分と似ていると何処かに否定したい気持ちもあったが、よくよく見ると本当に自分の子供だと疑われても仕方ないほどにそっくりだ。
それに、ライが父親というのも疑いを持ったが、こうして並んだ寝顔がどこか似ている。
困った事実である。
子供を持った覚えもないのに、まだ結婚もしていないし、まだ何もっと残念そうに思った自分にカレンはかあっと耳まで顔を赤くして首を横に振った。
ライの子供なら嬉しいけれど、急に子供が出来て、家族になれというのも無理で、いや実際そうなっても困るどころか嬉しくはあるのだが、そんな状態に慣れてしまったら駄目だと重い、やっぱり少女の本当の母親を探しに行かねばと決心を新たにし、カレンは布団をかぶった。
明日になれば元に戻っているかもしれないけれど、今のこの時は夢ではないと思いたいとそう願いながら、カレンは静かに眠りについたのだった。
その後の朝。
にやけるままに眠っていたカレンの頬をつつく少女がいたとかいないとか。
続く
PR
この記事にコメントする