コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2009/07/06 (Mon)
Girls Dream of bubble・番外編 お手を拝借、お姫様 後半
C.C.が王様引き当てに続き、ことごとくライを巻き込んでの王様からの命令に、心も身体も疲労気味のライを置いてもまだ王様ゲームは、続いていた。
次に、王様となった選ばれたのは幸運の人は、ロイドだった。
「僕は、そうだね。じゃんけんで負けた人は実験」
「却下」
全員一致したように声をそろえた。
「まだ、言いかけてる途中なんだけど」
とのロイドの言葉に、スザクが意見をした。
「実験対象にされるだとか、此処で出来ない事は駄目です。それにそれを聞いたセシルさんに、その後怒られるのはロイドさんですよ」
「言われなれてるから、僕はいいんだけどね。それじゃあ、この場はスザク君で」
「断固拒否します」
「そう。それなら、ライ君に」
「僕が全力で阻止します」
「何が何でも?」
「はい」
「…ケチ」
というわけで、スザクが即行で特大プリンを買ってくるという命令に落ち着き、スザクだけは席をはずしまま、再び王様ゲームの続きとなった。
次に王様を引き当てたのは、シュナイゼル。
人当たりのよさそうな笑みのまま何を言う気だろうと、身構えると、
「では、私は、比較的に大人しいものにしようか。七番が八番を、膝枕をオプションとして耳かきをしてもらおうか。それが終わるまで間、他のものは腕立て伏せだ。この機会に、座ったまま固まってしまった身体をほぐすというのはどうかな」
耳かき付の膝枕は相手によるが、それはいいとして、終わるまで腕立て伏せって、それのどこが大人しいんだ!?っと、シュナイゼル以外の男達は心の中でつっこんだ。
番号から外れたメンバーは、何か物言いたそうにシュナイゼルを見るのだが、にっこりといつもの笑顔を向けられるだけだった。
「さっさと腕立て伏せでも、何でもいいがお前達は床を相手にしていろ」
「C.C.…」
番号を引き当てたC.C.とおいしいことにその相手がライであることを知って、ルルーシュの視線が眇められた。
その視線に気づいてないのか、ライが声をかける。
「C.C.、疑問があるんだが」
「何だ?」
「僕達が膝枕…は可能だとしてもだ。耳かきはどうするんだ?。そんな道具を此処で来たときから見た覚えは一度もないのだが」
それに、シュナイゼルが、口を挟むようにして、
「見る限りでは、そうだね。ロイド、先ほど買い物に出たスザク君に連絡頼めるかい?」
「それなら出来ますけど、ああ、今連絡入れますね」
「ああ、では、電話に出たら彼に」
ロイドからの連絡を貰い、少しの間を置いて息を切らすようにスザクが、レジ袋を持って帰ってきた。
「遅くなりました!。で、緊急の呼び出しとは?」
先に声をかけてきたのは、ロイドだった。
「ああ、それは、もう済んだからいいよ。それより、連絡したとおりの品物は持ってきた?」
「あ、はい。まず、ロイドさんに特大プリンでしたよね?」
「はい、残念でした~。これで君への命令は終わったわけだね」
嬉しそうに特大プリンを受け取ったロイドを置いて、スザクは苦笑しながら再びレジ袋から品物を取り出した。
「あはは、それから、えっと、耳かきが必要だと聞いて買ってきたんですけど、これは誰が使うんですか?」
「御苦労。スザク君。急かしてしまったようで、悪かったね。だいぶ息を切らしているけど、大丈夫かい?」
「あ、いえ、よくは聞いてなかったんですけど、緊急だといわれたので、つい、僕が急いでしまっただけなので、心遣いありがとうございます」
スザクからライへと、顔を向けたシュナイゼルが穏やかな口調で言った。
「さて、希望とするものも用意出来た事だ。では、先ほどの王様ゲームとやらの続きを始めようか」
「え、どういうことですか?」
先ほどの事を説明をして、スザクが揃ったところで、シュナイゼル以外の男性陣は、床を相手に、腕立て伏せで、面白くはなく汗と熱気しかない。そして、
「っ、C.C.!」
「息が触れただけだろう。動くと狙いがそれる。私はどちらでもいいのだが、このまま終わらなくてもいいというなら、時間をかけるが」
こっちはこっちで別の雰囲気を作っていた。
戸惑いながらもC.C.に膝枕されたライは、チラリと床にいる男性陣へと視線をやって、
「いや、それだと」
ジノとスザクは、体力的に問題はない。ロロもあまり運動タイプでもないロイドですら、ついていっているが、ただ、運動能力が極端に低いルルーシュは、既に遅れをとっていた。
「あいつが心配か?」
ライの上からかけられたC.C.の言葉に、顔を向けたライは、
「いや、話をするのは、またにしよう。動かないよう僕も努力するから、早く済ませてくれないか」
「いいだろう。…今は此方の方が何かと面白い」
「ん、何が面白いんだ?」
「さっきから、視線がちらちらと此方を向いてる。お前も気づいているだろう。あれは、気になるのだろうな。特にお前の反応が」
横目に床へと視線をやったC.C.が、口の端を引き上げるようにして笑う。
「僕の反応?・・・っ!」
「あいつらからは、今のお前の表情見れないのだからな。声でしかわからず、私へ非難の視線が向いてるぞ」
C.C.がライへと視線を戻して、再び、耳かきを持った手を動かす。
「確かに…視線を感じるが、そういうものには見えない」
「ふふっ、お前がそんなに耳が弱いとは知らなかったな。ある意味此処が私だったのは、正解だったのかもしれない」
「僕も今知ったことだが、どういう意味だ?」
「気づかないのか。既に、涙目になってる」
「っ!?」
「良かったじゃないか。相手が、私で」
「・・・・」
今は女性であるにしても、中身だけは前と変わらず、弱さを見せた事と女性に見られたという恥ずかしさに、ライは無言で頬を染めた。
耳かきが済んだ頃には、ルルーシュの息はまだ上がったままになっていた。
「では、これで最後だ」
C.C.の言葉の合図に集められた割り箸をそれぞれが掴んで、自分のほうへと引き寄せ、確認する。
誰が王様だとは表情で確認し終えて、黙ったままのライへと視線が集まる。
「僕が、最後らしい」
王様の印がついたほうを皆に見せるようにして、ライがようやく王様を勝ち取った。ゲームをしていくうちに内容は大方把握していたのだが、いざ、自分の晩となると、何も考えてなかったらしく、表情が僅かに曇る。
「お前の番だ。せっかくの機会だから、この場で何か命令したいことがあるのなら、はっきりとしておいたほうが、得だぞ?」
横から、C.C.がそう声をかけて、C.C.から他のメンバーへと見回すように顔を見ていくと、ライの言葉を待っていた。
言わなければ始まらない、頭で考えてようやく出たことに、口を開こうとするライを止めるように、電話が鳴った。
近くにいたスザクが立ち上がって、数回会話をした後、受話器を元の位置へと置いて振り返り口を開いて言った、それが終了の合図となった。
【番外編・終わり≪オマケ】
C.C.が王様引き当てに続き、ことごとくライを巻き込んでの王様からの命令に、心も身体も疲労気味のライを置いてもまだ王様ゲームは、続いていた。
次に、王様となった選ばれたのは幸運の人は、ロイドだった。
「僕は、そうだね。じゃんけんで負けた人は実験」
「却下」
全員一致したように声をそろえた。
「まだ、言いかけてる途中なんだけど」
とのロイドの言葉に、スザクが意見をした。
「実験対象にされるだとか、此処で出来ない事は駄目です。それにそれを聞いたセシルさんに、その後怒られるのはロイドさんですよ」
「言われなれてるから、僕はいいんだけどね。それじゃあ、この場はスザク君で」
「断固拒否します」
「そう。それなら、ライ君に」
「僕が全力で阻止します」
「何が何でも?」
「はい」
「…ケチ」
というわけで、スザクが即行で特大プリンを買ってくるという命令に落ち着き、スザクだけは席をはずしまま、再び王様ゲームの続きとなった。
次に王様を引き当てたのは、シュナイゼル。
人当たりのよさそうな笑みのまま何を言う気だろうと、身構えると、
「では、私は、比較的に大人しいものにしようか。七番が八番を、膝枕をオプションとして耳かきをしてもらおうか。それが終わるまで間、他のものは腕立て伏せだ。この機会に、座ったまま固まってしまった身体をほぐすというのはどうかな」
耳かき付の膝枕は相手によるが、それはいいとして、終わるまで腕立て伏せって、それのどこが大人しいんだ!?っと、シュナイゼル以外の男達は心の中でつっこんだ。
番号から外れたメンバーは、何か物言いたそうにシュナイゼルを見るのだが、にっこりといつもの笑顔を向けられるだけだった。
「さっさと腕立て伏せでも、何でもいいがお前達は床を相手にしていろ」
「C.C.…」
番号を引き当てたC.C.とおいしいことにその相手がライであることを知って、ルルーシュの視線が眇められた。
その視線に気づいてないのか、ライが声をかける。
「C.C.、疑問があるんだが」
「何だ?」
「僕達が膝枕…は可能だとしてもだ。耳かきはどうするんだ?。そんな道具を此処で来たときから見た覚えは一度もないのだが」
それに、シュナイゼルが、口を挟むようにして、
「見る限りでは、そうだね。ロイド、先ほど買い物に出たスザク君に連絡頼めるかい?」
「それなら出来ますけど、ああ、今連絡入れますね」
「ああ、では、電話に出たら彼に」
ロイドからの連絡を貰い、少しの間を置いて息を切らすようにスザクが、レジ袋を持って帰ってきた。
「遅くなりました!。で、緊急の呼び出しとは?」
先に声をかけてきたのは、ロイドだった。
「ああ、それは、もう済んだからいいよ。それより、連絡したとおりの品物は持ってきた?」
「あ、はい。まず、ロイドさんに特大プリンでしたよね?」
「はい、残念でした~。これで君への命令は終わったわけだね」
嬉しそうに特大プリンを受け取ったロイドを置いて、スザクは苦笑しながら再びレジ袋から品物を取り出した。
「あはは、それから、えっと、耳かきが必要だと聞いて買ってきたんですけど、これは誰が使うんですか?」
「御苦労。スザク君。急かしてしまったようで、悪かったね。だいぶ息を切らしているけど、大丈夫かい?」
「あ、いえ、よくは聞いてなかったんですけど、緊急だといわれたので、つい、僕が急いでしまっただけなので、心遣いありがとうございます」
スザクからライへと、顔を向けたシュナイゼルが穏やかな口調で言った。
「さて、希望とするものも用意出来た事だ。では、先ほどの王様ゲームとやらの続きを始めようか」
「え、どういうことですか?」
先ほどの事を説明をして、スザクが揃ったところで、シュナイゼル以外の男性陣は、床を相手に、腕立て伏せで、面白くはなく汗と熱気しかない。そして、
「っ、C.C.!」
「息が触れただけだろう。動くと狙いがそれる。私はどちらでもいいのだが、このまま終わらなくてもいいというなら、時間をかけるが」
こっちはこっちで別の雰囲気を作っていた。
戸惑いながらもC.C.に膝枕されたライは、チラリと床にいる男性陣へと視線をやって、
「いや、それだと」
ジノとスザクは、体力的に問題はない。ロロもあまり運動タイプでもないロイドですら、ついていっているが、ただ、運動能力が極端に低いルルーシュは、既に遅れをとっていた。
「あいつが心配か?」
ライの上からかけられたC.C.の言葉に、顔を向けたライは、
「いや、話をするのは、またにしよう。動かないよう僕も努力するから、早く済ませてくれないか」
「いいだろう。…今は此方の方が何かと面白い」
「ん、何が面白いんだ?」
「さっきから、視線がちらちらと此方を向いてる。お前も気づいているだろう。あれは、気になるのだろうな。特にお前の反応が」
横目に床へと視線をやったC.C.が、口の端を引き上げるようにして笑う。
「僕の反応?・・・っ!」
「あいつらからは、今のお前の表情見れないのだからな。声でしかわからず、私へ非難の視線が向いてるぞ」
C.C.がライへと視線を戻して、再び、耳かきを持った手を動かす。
「確かに…視線を感じるが、そういうものには見えない」
「ふふっ、お前がそんなに耳が弱いとは知らなかったな。ある意味此処が私だったのは、正解だったのかもしれない」
「僕も今知ったことだが、どういう意味だ?」
「気づかないのか。既に、涙目になってる」
「っ!?」
「良かったじゃないか。相手が、私で」
「・・・・」
今は女性であるにしても、中身だけは前と変わらず、弱さを見せた事と女性に見られたという恥ずかしさに、ライは無言で頬を染めた。
耳かきが済んだ頃には、ルルーシュの息はまだ上がったままになっていた。
「では、これで最後だ」
C.C.の言葉の合図に集められた割り箸をそれぞれが掴んで、自分のほうへと引き寄せ、確認する。
誰が王様だとは表情で確認し終えて、黙ったままのライへと視線が集まる。
「僕が、最後らしい」
王様の印がついたほうを皆に見せるようにして、ライがようやく王様を勝ち取った。ゲームをしていくうちに内容は大方把握していたのだが、いざ、自分の晩となると、何も考えてなかったらしく、表情が僅かに曇る。
「お前の番だ。せっかくの機会だから、この場で何か命令したいことがあるのなら、はっきりとしておいたほうが、得だぞ?」
横から、C.C.がそう声をかけて、C.C.から他のメンバーへと見回すように顔を見ていくと、ライの言葉を待っていた。
言わなければ始まらない、頭で考えてようやく出たことに、口を開こうとするライを止めるように、電話が鳴った。
近くにいたスザクが立ち上がって、数回会話をした後、受話器を元の位置へと置いて振り返り口を開いて言った、それが終了の合図となった。
【番外編・終わり≪オマケ】
PR
この記事にコメントする