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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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web拍手にあるのは、女体化ライ小説(絵含む)・現在6種類。女性化ライ・番外 スザク篇話追加


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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2009/07/06 (Mon)
女体化ライ合コンついに、後半。
後半で、ロイドとシュナイゼルの出番あり、C.C.がいいとこどり。

お話は、続きからになります。

拍手を送る

Girls Dream of bubble・番外編 お手を拝借、お姫様 後半


  C.C.が王様引き当てに続き、ことごとくライを巻き込んでの王様からの命令に、心も身体も疲労気味のライを置いてもまだ王様ゲームは、続いていた。
 次に、王様となった選ばれたのは幸運の人は、ロイドだった。


「僕は、そうだね。じゃんけんで負けた人は実験」

「却下」


 全員一致したように声をそろえた。


「まだ、言いかけてる途中なんだけど」


 とのロイドの言葉に、スザクが意見をした。


「実験対象にされるだとか、此処で出来ない事は駄目です。それにそれを聞いたセシルさんに、その後怒られるのはロイドさんですよ」

「言われなれてるから、僕はいいんだけどね。それじゃあ、この場はスザク君で」

「断固拒否します」

「そう。それなら、ライ君に」

「僕が全力で阻止します」

「何が何でも?」

「はい」

「…ケチ」


 というわけで、スザクが即行で特大プリンを買ってくるという命令に落ち着き、スザクだけは席をはずしまま、再び王様ゲームの続きとなった。
 次に王様を引き当てたのは、シュナイゼル。
 人当たりのよさそうな笑みのまま何を言う気だろうと、身構えると、


「では、私は、比較的に大人しいものにしようか。七番が八番を、膝枕をオプションとして耳かきをしてもらおうか。それが終わるまで間、他のものは腕立て伏せだ。この機会に、座ったまま固まってしまった身体をほぐすというのはどうかな」


 耳かき付の膝枕は相手によるが、それはいいとして、終わるまで腕立て伏せって、それのどこが大人しいんだ!?っと、シュナイゼル以外の男達は心の中でつっこんだ。
 番号から外れたメンバーは、何か物言いたそうにシュナイゼルを見るのだが、にっこりといつもの笑顔を向けられるだけだった。


「さっさと腕立て伏せでも、何でもいいがお前達は床を相手にしていろ」

「C.C.…」


 番号を引き当てたC.C.とおいしいことにその相手がライであることを知って、ルルーシュの視線が眇められた。
 その視線に気づいてないのか、ライが声をかける。


「C.C.、疑問があるんだが」

「何だ?」

「僕達が膝枕…は可能だとしてもだ。耳かきはどうするんだ?。そんな道具を此処で来たときから見た覚えは一度もないのだが」


 それに、シュナイゼルが、口を挟むようにして、


「見る限りでは、そうだね。ロイド、先ほど買い物に出たスザク君に連絡頼めるかい?」

「それなら出来ますけど、ああ、今連絡入れますね」

「ああ、では、電話に出たら彼に」


 ロイドからの連絡を貰い、少しの間を置いて息を切らすようにスザクが、レジ袋を持って帰ってきた。


「遅くなりました!。で、緊急の呼び出しとは?」


 先に声をかけてきたのは、ロイドだった。


「ああ、それは、もう済んだからいいよ。それより、連絡したとおりの品物は持ってきた?」

「あ、はい。まず、ロイドさんに特大プリンでしたよね?」

「はい、残念でした~。これで君への命令は終わったわけだね」


 嬉しそうに特大プリンを受け取ったロイドを置いて、スザクは苦笑しながら再びレジ袋から品物を取り出した。


「あはは、それから、えっと、耳かきが必要だと聞いて買ってきたんですけど、これは誰が使うんですか?」

「御苦労。スザク君。急かしてしまったようで、悪かったね。だいぶ息を切らしているけど、大丈夫かい?」

「あ、いえ、よくは聞いてなかったんですけど、緊急だといわれたので、つい、僕が急いでしまっただけなので、心遣いありがとうございます」


 スザクからライへと、顔を向けたシュナイゼルが穏やかな口調で言った。


「さて、希望とするものも用意出来た事だ。では、先ほどの王様ゲームとやらの続きを始めようか」

「え、どういうことですか?」


 先ほどの事を説明をして、スザクが揃ったところで、シュナイゼル以外の男性陣は、床を相手に、腕立て伏せで、面白くはなく汗と熱気しかない。そして、


「っ、C.C.!」

「息が触れただけだろう。動くと狙いがそれる。私はどちらでもいいのだが、このまま終わらなくてもいいというなら、時間をかけるが」


 こっちはこっちで別の雰囲気を作っていた。
 戸惑いながらもC.C.に膝枕されたライは、チラリと床にいる男性陣へと視線をやって、


「いや、それだと」


 ジノとスザクは、体力的に問題はない。ロロもあまり運動タイプでもないロイドですら、ついていっているが、ただ、運動能力が極端に低いルルーシュは、既に遅れをとっていた。


「あいつが心配か?」


 ライの上からかけられたC.C.の言葉に、顔を向けたライは、


「いや、話をするのは、またにしよう。動かないよう僕も努力するから、早く済ませてくれないか」

「いいだろう。…今は此方の方が何かと面白い」

「ん、何が面白いんだ?」

「さっきから、視線がちらちらと此方を向いてる。お前も気づいているだろう。あれは、気になるのだろうな。特にお前の反応が」


 横目に床へと視線をやったC.C.が、口の端を引き上げるようにして笑う。


「僕の反応?・・・っ!」

「あいつらからは、今のお前の表情見れないのだからな。声でしかわからず、私へ非難の視線が向いてるぞ」


 C.C.がライへと視線を戻して、再び、耳かきを持った手を動かす。


「確かに…視線を感じるが、そういうものには見えない」

「ふふっ、お前がそんなに耳が弱いとは知らなかったな。ある意味此処が私だったのは、正解だったのかもしれない」

「僕も今知ったことだが、どういう意味だ?」

「気づかないのか。既に、涙目になってる」

「っ!?」

「良かったじゃないか。相手が、私で」

「・・・・」


 今は女性であるにしても、中身だけは前と変わらず、弱さを見せた事と女性に見られたという恥ずかしさに、ライは無言で頬を染めた。
 耳かきが済んだ頃には、ルルーシュの息はまだ上がったままになっていた。


「では、これで最後だ」


 C.C.の言葉の合図に集められた割り箸をそれぞれが掴んで、自分のほうへと引き寄せ、確認する。
 誰が王様だとは表情で確認し終えて、黙ったままのライへと視線が集まる。


「僕が、最後らしい」


 王様の印がついたほうを皆に見せるようにして、ライがようやく王様を勝ち取った。ゲームをしていくうちに内容は大方把握していたのだが、いざ、自分の晩となると、何も考えてなかったらしく、表情が僅かに曇る。


「お前の番だ。せっかくの機会だから、この場で何か命令したいことがあるのなら、はっきりとしておいたほうが、得だぞ?」

 
 横から、C.C.がそう声をかけて、C.C.から他のメンバーへと見回すように顔を見ていくと、ライの言葉を待っていた。
 言わなければ始まらない、頭で考えてようやく出たことに、口を開こうとするライを止めるように、電話が鳴った。
 近くにいたスザクが立ち上がって、数回会話をした後、受話器を元の位置へと置いて振り返り口を開いて言った、それが終了の合図となった。



【番外編・終わり≪オマケ

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