自覚がないのはふたりだけ

カップリングについて語る30題により
アニャライで答えてみました。主に、会話のみ。
質問と答えは、続きからになります。

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管理人｢では、二人とも、準備はいいですか？質問に移りますよ？｣
二人「はい」


１．第一印象

アーニャ「・・・・」
ライ「アーニャ？」
アーニャ「今の方がいい」
ライ「（苦笑）」
アーニャ「私は？」
ライ「僕もか？」
アーニャ「興味、あるから」
ライ「僕の第一印象は、あまり喋らない子、だな」
アーニャ「それだけ？」
ライ「今のほうが」
アーニャ「いい？　印象が変わったからでしょ」
ライ「そうだね」

２．共通の友人

アーニャ「特にいない」
ライ「いるだろう。他にも」
アーニャ「同年代ではいない」
ライ「ジノは違うのか」
アーニャ「ジノ・・・？　そうね。仲間ではあるけど、友人よりも敵に近いかも」
ライ「？」
アーニャ「ライの友人は、・・・・スザク？それともルルーシュ？」
ライ「今はどっちもだよ」
アーニャ「そう。友人ね」

３．喧嘩の原因

ライ「喧嘩するほどの事ではないけど、アーニャも結構頑固なところがあるから、言い合いになるときはあるよ」
アーニャ「倦怠期にはまだなっていない」

４．喧嘩中の様子
アーニャ「ライが最後に折れることが多い」
ライ「アーニャも折れてくるときがあるよ」
アーニャ「私？」
ライ「うん。無言で訴えてくるときがあるだろう」
アーニャ「・・・・喧嘩したことも忘れたくはないから」ライ「アーニャ・・・？」
アーニャ「私の意識があるうちは、自分で覚えておきたい」
ライ「互いに、記憶のない部分を持っているだけ、それを失うことへの恐怖か、臆病になっているのかもしれないな」
アーニャ「うん。写真や文字みたいには残せないから」
ライ「そうだね」

５．最萌えシーン
アーニャ「萌えはわからないけど」

携帯カメラを取り出したアーニャにライが

アーニャ「これは、萌えだとミレイが話してた」
ライ「!？　どうして、学園祭時の僕の女装写真が」
アーニャ「貰った」
ライ「女装写真は全部、頼んで消したはずだ。アーニャ、それは今すぐ、消去してくれないか。一時的とはいえ、そんな恥ずかしい姿を残しておきたくはない」
アーニャ「嫌」
ライ「アーニャ・・・」
アーニャ「貰ったものを消去できない。それに、この時、私はいなかったから、ライを知る一つの思い出だから消さない」
ライ「・・・・無理にとは言わない。持っているだけなら何も言わないけれど、出来ることなら、他の誰にも見せないで欲しい。それだけ、約束を守ってくれないか？」
アーニャ「私以外は見ないで了承するなら、そうする」

６．ここが好き！

アーニャ「ライから」
ライ「えっ、僕からか。何処を好きかと聞かれてもすぐには思いつかないけれど」

　無言で見つめるアーニャ

ライ「・・・・アーニャだからか」
アーニャ「具体的に」
ライ「普段は淡々としているけれど、笑うと年相応に見えるところだろうか」
アーニャ「それはライも同じ。他には？」
ライ「・・・・部分部分を上げれば色んなことが言えるけれど、付き合っていくに見えてきたことを含めてアーニャを愛おしいと思うようになった、では駄目だろうか」
アーニャ「悪くはない。ライは、言葉が不器用だけど、ちゃんと自分の意思を持って伝えてくるところが、私は好き」
ライ「えっ？」
アーニャ「記憶の面でも、互いに共有できるところがあるから、それも好き」
ライ「・・・」
アーニャ「後、自分はサラリといえるのに、他人に言われなれないことを耳にすると、今みたいに顔を赤くするところ。わりと頑固なところ。誰かのために自分の感情を犠牲に出来るところ、私の知っているライは他にもあるけど、今見えているライが私は好き」

７．ここが合わない（or理解できない）！

ライ「記憶を探すことと、記憶を残すこと、互いに共通するところは多々あるけれど、考え方には違いが出る」
アーニャ「頭で理解はできても、心で理解するのは難しい」
ライ「うん。だからこそ、理解は出来ずともいい意味で受け入れることは出来ると思うんだ」
アーニャ「存在の否定の前の肯定ね」
ライ「道理やそのわけから答えを出す。理解するという言葉だ」
アーニャ「誰から聞いたの？」
ライ「日本の本に載っていたよ」
アーニャ「ふうん」
ライ「色んな言葉が載っているから、アーニャも試しに読んでみるのも面白いと思う」
アーニャ「考えとく」

８．モテ度はいかに？

アーニャ「男女問わずよく名前が出て来るのが、ライ」
ライ「僕？」
アーニャ「うん。本人がいないのに、よく話が出る」
ライ「それは、モテると言うのだろうか？」
アーニャ「鈍いから密かに泣かせてる子が、ライの周りに多いってミレイが、話してた」
ライ「誰かを泣かせた覚えはないのだが」
アーニャ「それを知らなくても知っても今と変わりはないから、それでいい」
ライ「気になる言い方だな」

９．一番多いスキンシップ

ライ「アーニャはもたれてくることがあるのだが、一番多いといえばそれだろうか」
アーニャ「それだけだと、ライは寂しい？」
ライ「寂しいって、甘えたくなってるのはアーニャの方じゃないのか？」
アーニャ「そうとってもいいけど。スキンシップは、今からでも増やすことは出来る」
ライ「何を増やすんだ」

　チュッとライの頬にキスをしたアーニャは、

アーニャ「私がライに触れた分だけ、返せばいい。それで増える」
ライ「・・・・」
アーニャ「ね？」

１０．5年経ったら

アーニャ「ライに苗字がついてる」
ライ「記憶が戻っているということか」
アーニャ「違う。私の苗字」
ライ「アールストレイム」
アーニャ「正式名は、ライ・アールストレイム　に変わる」
ライ「変に解釈したくはないが、それはプロポーズととってもいいのか？」
アーニャ「ライが頷けば、変わる可能性をあげただけ」
ライ「それは答えを保留にしておいてもいいか」
アーニャ「いいけど、理由を聞きたい」
ライ「真面目に言う話であれば、真面目に答えたいと思っているから、だろうか」
アーニャ「うん。今は保留でいい」

続く