コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
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★ お気に入り
★2010/06/07 (Mon)
にょたライ番外編投票にて、「狂王ライとにょたライが恋人同士に」というネタを頂きました。 いとしき闇は、意外にやさしいの続きで狂王ライ視点の
ライ×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。
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ライ×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。
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Girls Dream of bubble・番外編 永久に焦がれる面影
―狂王視点―
まっすぐと真摯に向けられる銀の瞳は、過去にいた大事な人の面影を残してみているせいか、打算のないとても澄んだ瞳に見える。
記憶を思い出すことで、その瞳が影ってしまうのを見たくはなかった。
過去にどんな生き様があり、罪を背負っているとしても、視点から見るに、周りのものと今の生活の方がこの女に相応しいと思ったのもあったからだ。
だからこそ、突き放すものの言い方で、否定した。だが、ライは諦めることなく、
「君が僕自身なのだとしたら、同じことを思うだろう。・・・過去を含めて自分を受け入れるその覚悟が当にあると」
女が影で男が陽だとしたら、この女、ライは自分の知らない、いや忘れてしまったものを知らず知らずのうちに抱えている。
太陽に照らされて輝く仄かな月光のようにその存在は静かでありながらも輝きを秘めて壊れてしまいそうな儚さと意志の強さを感じた。
そっと目を瞑り、再び開いた瞳には、ライの姿が映る。
どちらかというと、影であるのは自分自身のように思えたが、その存在を忘れえぬようにと抱きしめた。
細い腰を抱えるように柔らかな長い髪に手を差し入れて、肩口に顔をうずめると、優しい香りがまるで包み込むように鼻をくすぐり、それだけの事で安心感を覚えた。
そして、ライというもう一人の自分が必要な存在なのだと同時に理解する。
まさか、忘れえた恋情をもう一人の存在によって思い出させることはなろうとは笑止したが、確かな存在は腕の中にあった。
「ライビィオ?」
薄い唇からこぼれたライから呼ばれた名前は、別の響きがあるように聞こえたのは不思議に思ったが、かってはいた妹の存在を思い出した故にそう思うのだと。
「私は貴様でもある。それゆえ、感情は以心伝心する事で気持ちの上では理解はできる。しかし、失ったものは永遠に残らない。・・・貴様は今あるこの世界で生き残れ」
そっと離れた後から、ライの柔らかな髪に指を差し入れ、その白い片頬へと撫でる様に手を沿えて口にした。
ライの瞳がそこから何を読み取ろうと凝視している様子に、微かに笑いがこぼれてしまう。
「我が同胞よ。貴様自身を私は失いたくはない」
貼り付けた微笑ではなく、本当の笑顔をライに今初めてさらした気がした。
それは、過去の妹の前では自然体でいられるような妙な感覚が残る。
それと同時に、この女が大事なのだとはっきりと意識する。
普段突き放すように冷徹な表情の下に、初めて見たと言ってるように、ライの瞳が揺れ、我知らず瞳を細まる。
忘れかけいていた熱情を取り戻したように凝視する以前から心音は高鳴り、愛しさを帯びた熱が内側にこもる。
同じく熱を込めたライの視線と絡まる。
鼻先を近づけた顔と共に伏せた瞳で見つめ返して、それが当たり前のように唇を重ねた。
そこから全てが互いに一体化したような感覚に陥りながらも、ライを強く抱きしめていた。
誰かに深入りすることも、こうして繋がることも本当は契約違反であることは知っている。
それに自らが関われば関わるほど別れが甘いものでなくなることも気づいていた。
それでも尚、私はこの場であり続ける理由があるとするなら、ライの存在は理由の一つだと気づかそれた。
熱き口付けから唇から離れると、タイミングを逃したのかライが肩で息をする。
触れた瞬間、肩が弾んだときに、もしやかと思ったのだが、此処に来てもそう言った知識だけは身につけてないのだと伺えた。
身体に植えつけられた戦闘技術とそれに関する知識は持っているのを除くと、世間の事柄には疎い。
興味がないわけではないのは理解していたが、最低限の事柄以外に積極ではないことも知っている。
ライは視線を伏せそむけた横顔は、頬を染めてより艶めいて見えたが、手の甲で口を隠す様は、羞恥と動揺に耐える様に瞳は揺れて、見た目の美しさに反して可愛い仕草に見えた。
計算できない無知さが幼く見えただけなのかもしれないが。
「知りたいと聞いたのは貴様だろ」
愛しさを纏ったかすれた低声を聞いたライは、目線をあげ問い返すように睨み付けていた。
濡れた瞳で睨まれても迫力はなかった事に、ライは知らない。
「過去を知りたいと申すなら、まずは目の前にいる男を知ることだ」
揶揄を交えた発言で、ライは一瞬驚きに目を見開かせる。しかし、後に真面目に言った。
「貴様が私を欲している様に、私は望み続ける限りお前を必要とする」
だから、傍にいろっと命令的な口調ではあったが、私の本心だった。
求めるような掠れた声がライに届いてか、ライはそんな意味ではなかったとそう告げるように頬を染めるが、否定はなかった。
実に初らしい反応に、私の目が楽しむように細まる事に、視線を伏せたライは見落としてしまう。
壊れてしまいそうな細い腰へとそっと添えたままの手を抱き寄せ、肩口に顔を引き寄せ耳朶にささめく。
「次は何が望みだ」
終わり
―狂王視点―
まっすぐと真摯に向けられる銀の瞳は、過去にいた大事な人の面影を残してみているせいか、打算のないとても澄んだ瞳に見える。
記憶を思い出すことで、その瞳が影ってしまうのを見たくはなかった。
過去にどんな生き様があり、罪を背負っているとしても、視点から見るに、周りのものと今の生活の方がこの女に相応しいと思ったのもあったからだ。
だからこそ、突き放すものの言い方で、否定した。だが、ライは諦めることなく、
「君が僕自身なのだとしたら、同じことを思うだろう。・・・過去を含めて自分を受け入れるその覚悟が当にあると」
女が影で男が陽だとしたら、この女、ライは自分の知らない、いや忘れてしまったものを知らず知らずのうちに抱えている。
太陽に照らされて輝く仄かな月光のようにその存在は静かでありながらも輝きを秘めて壊れてしまいそうな儚さと意志の強さを感じた。
そっと目を瞑り、再び開いた瞳には、ライの姿が映る。
どちらかというと、影であるのは自分自身のように思えたが、その存在を忘れえぬようにと抱きしめた。
細い腰を抱えるように柔らかな長い髪に手を差し入れて、肩口に顔をうずめると、優しい香りがまるで包み込むように鼻をくすぐり、それだけの事で安心感を覚えた。
そして、ライというもう一人の自分が必要な存在なのだと同時に理解する。
まさか、忘れえた恋情をもう一人の存在によって思い出させることはなろうとは笑止したが、確かな存在は腕の中にあった。
「ライビィオ?」
薄い唇からこぼれたライから呼ばれた名前は、別の響きがあるように聞こえたのは不思議に思ったが、かってはいた妹の存在を思い出した故にそう思うのだと。
「私は貴様でもある。それゆえ、感情は以心伝心する事で気持ちの上では理解はできる。しかし、失ったものは永遠に残らない。・・・貴様は今あるこの世界で生き残れ」
そっと離れた後から、ライの柔らかな髪に指を差し入れ、その白い片頬へと撫でる様に手を沿えて口にした。
ライの瞳がそこから何を読み取ろうと凝視している様子に、微かに笑いがこぼれてしまう。
「我が同胞よ。貴様自身を私は失いたくはない」
貼り付けた微笑ではなく、本当の笑顔をライに今初めてさらした気がした。
それは、過去の妹の前では自然体でいられるような妙な感覚が残る。
それと同時に、この女が大事なのだとはっきりと意識する。
普段突き放すように冷徹な表情の下に、初めて見たと言ってるように、ライの瞳が揺れ、我知らず瞳を細まる。
忘れかけいていた熱情を取り戻したように凝視する以前から心音は高鳴り、愛しさを帯びた熱が内側にこもる。
同じく熱を込めたライの視線と絡まる。
鼻先を近づけた顔と共に伏せた瞳で見つめ返して、それが当たり前のように唇を重ねた。
そこから全てが互いに一体化したような感覚に陥りながらも、ライを強く抱きしめていた。
誰かに深入りすることも、こうして繋がることも本当は契約違反であることは知っている。
それに自らが関われば関わるほど別れが甘いものでなくなることも気づいていた。
それでも尚、私はこの場であり続ける理由があるとするなら、ライの存在は理由の一つだと気づかそれた。
熱き口付けから唇から離れると、タイミングを逃したのかライが肩で息をする。
触れた瞬間、肩が弾んだときに、もしやかと思ったのだが、此処に来てもそう言った知識だけは身につけてないのだと伺えた。
身体に植えつけられた戦闘技術とそれに関する知識は持っているのを除くと、世間の事柄には疎い。
興味がないわけではないのは理解していたが、最低限の事柄以外に積極ではないことも知っている。
ライは視線を伏せそむけた横顔は、頬を染めてより艶めいて見えたが、手の甲で口を隠す様は、羞恥と動揺に耐える様に瞳は揺れて、見た目の美しさに反して可愛い仕草に見えた。
計算できない無知さが幼く見えただけなのかもしれないが。
「知りたいと聞いたのは貴様だろ」
愛しさを纏ったかすれた低声を聞いたライは、目線をあげ問い返すように睨み付けていた。
濡れた瞳で睨まれても迫力はなかった事に、ライは知らない。
「過去を知りたいと申すなら、まずは目の前にいる男を知ることだ」
揶揄を交えた発言で、ライは一瞬驚きに目を見開かせる。しかし、後に真面目に言った。
「貴様が私を欲している様に、私は望み続ける限りお前を必要とする」
だから、傍にいろっと命令的な口調ではあったが、私の本心だった。
求めるような掠れた声がライに届いてか、ライはそんな意味ではなかったとそう告げるように頬を染めるが、否定はなかった。
実に初らしい反応に、私の目が楽しむように細まる事に、視線を伏せたライは見落としてしまう。
壊れてしまいそうな細い腰へとそっと添えたままの手を抱き寄せ、肩口に顔を引き寄せ耳朶にささめく。
「次は何が望みだ」
終わり
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