コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/12/13 (Mon)
出来るだけ上手に、なるべく
室内にて、いるのは男女の二人。
テレビがなどの雑音はなく、閉じられた窓からは外の音も遮断され、会話もないためか余計に静かに感じた。
いつものごとく、C.C.がベット上を占領して、ライは少しはなれた場所に椅子に腰掛けてなにやら考え事をしているのか、ぼんやりと窓から外を見ているようだった。
なにやら手を開いたり閉じたりしながら、感触を思い出そうとしてたC.C.は、上半身を起こしたままライを横目に見やる。
椅子の背にもたれ、頬へとついた白く細い指先、すらりとした長い手足、窓の硝子に反射して映るライの表情は、どこか憂いを帯びて灰青の瞳を伏せたそれは、一枚の風景画のように存在していた。
免疫のないものがこの場にいたのなら、思わず見惚れる程だ。
ゼロかそれとも自分自身の事についてか、余計なことでも考えているのだろうその横顔を見て、C.C.は口端を引き上げると、不意にベットから降り立った。
「ライ、私の抱き枕になれ」
「・・・・」
その問いに、不快よりも訝しげに細めた瞳は、椅子へと乗りあがったC.C.へと向けられた。
綺麗な容姿をしているだけあって、無言に目を眇められるのはぞくりとするものがあるが、C.C.には通用しなかった。
「おい、目の前にいる私を無視する気か」
何を言い出すんだと目を瞑って今ある状況から逸らそうとするライを、C.C.が呼び止める。
「悪い冗談に付き合う気はない」
「冗談ではないぞ」
椅子に空いた空間へと片足をつけたまま、ライへと覆いかぶさっているC.C.は、傍から見れば、ライを襲っているように見えなくもない光景だった。
「我慢してやるんだ。ありがたく思え」
「・・・チーズ君を洗濯されてる事がそんなに不満なのか」
大事にしていたチーズ君が、朝から姿を消し、同居人のルルーシュに訊ねたところ、汚れていたから洗濯したということで、言い争いとなり、ライの部屋に居座っているというのが今の状況だった。
ライにとっては、迷惑な話なのだが、そうと気づいて引き下がる性格はC.C.には持ち合わせてはいないことが、ライの悩みを募らせる。
「不満だな。お前が私の存在を空気と一緒にしていることも含めて、な」
「ぬいぐるみの代わりにされても困る。それに、そんなことで何の発散になるんだ?」
「私は大いに不満をぶつけたいところだが、今日はお前で晴らしてやるだけに留めた。それだけでも感謝してもらいたいところだ」
全然話にならないと呆れた顔を見つめるライに、これ以上の抵抗はないと気づいてC.C.は行動を起こす。
続く
出来るだけ上手に、なるべく
室内にて、いるのは男女の二人。
テレビがなどの雑音はなく、閉じられた窓からは外の音も遮断され、会話もないためか余計に静かに感じた。
いつものごとく、C.C.がベット上を占領して、ライは少しはなれた場所に椅子に腰掛けてなにやら考え事をしているのか、ぼんやりと窓から外を見ているようだった。
なにやら手を開いたり閉じたりしながら、感触を思い出そうとしてたC.C.は、上半身を起こしたままライを横目に見やる。
椅子の背にもたれ、頬へとついた白く細い指先、すらりとした長い手足、窓の硝子に反射して映るライの表情は、どこか憂いを帯びて灰青の瞳を伏せたそれは、一枚の風景画のように存在していた。
免疫のないものがこの場にいたのなら、思わず見惚れる程だ。
ゼロかそれとも自分自身の事についてか、余計なことでも考えているのだろうその横顔を見て、C.C.は口端を引き上げると、不意にベットから降り立った。
「ライ、私の抱き枕になれ」
「・・・・」
その問いに、不快よりも訝しげに細めた瞳は、椅子へと乗りあがったC.C.へと向けられた。
綺麗な容姿をしているだけあって、無言に目を眇められるのはぞくりとするものがあるが、C.C.には通用しなかった。
「おい、目の前にいる私を無視する気か」
何を言い出すんだと目を瞑って今ある状況から逸らそうとするライを、C.C.が呼び止める。
「悪い冗談に付き合う気はない」
「冗談ではないぞ」
椅子に空いた空間へと片足をつけたまま、ライへと覆いかぶさっているC.C.は、傍から見れば、ライを襲っているように見えなくもない光景だった。
「我慢してやるんだ。ありがたく思え」
「・・・チーズ君を洗濯されてる事がそんなに不満なのか」
大事にしていたチーズ君が、朝から姿を消し、同居人のルルーシュに訊ねたところ、汚れていたから洗濯したということで、言い争いとなり、ライの部屋に居座っているというのが今の状況だった。
ライにとっては、迷惑な話なのだが、そうと気づいて引き下がる性格はC.C.には持ち合わせてはいないことが、ライの悩みを募らせる。
「不満だな。お前が私の存在を空気と一緒にしていることも含めて、な」
「ぬいぐるみの代わりにされても困る。それに、そんなことで何の発散になるんだ?」
「私は大いに不満をぶつけたいところだが、今日はお前で晴らしてやるだけに留めた。それだけでも感謝してもらいたいところだ」
全然話にならないと呆れた顔を見つめるライに、これ以上の抵抗はないと気づいてC.C.は行動を起こす。
続く
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