コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★2010/12/22 (Wed)
息をひそめて、微笑んで
二人の逃げ込んだ先は、科学室。
今は誰も使用していない故に、白いカーテンの締め切った室内は、外の漏れる明りがわずかに差し込むだけの薄暗い部屋だった。
掴んだ手は離され自由となったものの、部外者であるはずのC.C.が額園内をうろついているのは、さすがにルルーシュの事情を知っているライには、見過ごせるはずもなくこうして隠れる羽目となっているのだが。
「C.C.・・・」
呆れをこぼすように灰青の瞳で、C.C.を見やる。
ライの視線に気づいたC.C.は後をつけられてはいないと扉にある硝子から外を覗き込んだ瞳を向けた。
「会いに来てやったんだ。嬉しいだろ?」
冗談とも受け取れる軽口で、C.C.は目を細めたが、真面目なライには通じるはずもなく。
「何の冗談だ」
「冗談? まあ、今は、そうしておいてやろう」
目を瞬かせたC.C.は後半少し不満げに本音を濁すように呟いて視線を逸らし再び硝子へと視線を向けた。
「・・・・?」
いつもとは異なるその横顔が、少し気になるもののライが問いかける前に、外から女生徒二人の声が耳に入り。
「C.C.。此処にいては見つかるから、君は隠れて」
C.C.だけでも人目にさらすことがなければ、あとは自分で彼女が逃げ出すタイミングを作り出すだけだとそこまで考え、ライはC.C.を見たのだが。
「ああ、わかってる」
その声は、ライの胸元から聞こえていた。
C.C.の表情は、魔女と呼べる怪しい笑いで、意外と近くにいたことにライは声をかける。
[留め]
息をひそめて、微笑んで
二人の逃げ込んだ先は、科学室。
今は誰も使用していない故に、白いカーテンの締め切った室内は、外の漏れる明りがわずかに差し込むだけの薄暗い部屋だった。
掴んだ手は離され自由となったものの、部外者であるはずのC.C.が額園内をうろついているのは、さすがにルルーシュの事情を知っているライには、見過ごせるはずもなくこうして隠れる羽目となっているのだが。
「C.C.・・・」
呆れをこぼすように灰青の瞳で、C.C.を見やる。
ライの視線に気づいたC.C.は後をつけられてはいないと扉にある硝子から外を覗き込んだ瞳を向けた。
「会いに来てやったんだ。嬉しいだろ?」
冗談とも受け取れる軽口で、C.C.は目を細めたが、真面目なライには通じるはずもなく。
「何の冗談だ」
「冗談? まあ、今は、そうしておいてやろう」
目を瞬かせたC.C.は後半少し不満げに本音を濁すように呟いて視線を逸らし再び硝子へと視線を向けた。
「・・・・?」
いつもとは異なるその横顔が、少し気になるもののライが問いかける前に、外から女生徒二人の声が耳に入り。
「C.C.。此処にいては見つかるから、君は隠れて」
C.C.だけでも人目にさらすことがなければ、あとは自分で彼女が逃げ出すタイミングを作り出すだけだとそこまで考え、ライはC.C.を見たのだが。
「ああ、わかってる」
その声は、ライの胸元から聞こえていた。
C.C.の表情は、魔女と呼べる怪しい笑いで、意外と近くにいたことにライは声をかける。
[留め]
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