コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/12/20 (Mon)
その反応、すると思った
「ライ様。お似合いですよ」
白い指が半分隠れるくらいの少し大きなシャツに半ズボンという名のシンプルな正装ながらも、家柄のよさは雰囲気からも出ていて、何とも微笑ましい。
咲世子やナナリーからの要望により、ルルーシュの幼少の頃に着ていた洋服に挑戦したものの、やはりライの方が小柄なせいか少し大きめだった。
「この洋服は僕が着てもいいんですか?」
「ええ、構いませんよ。寧ろそのままで居てくれた方が、ルルーシュ様も喜ばれますし」
「咲世子ねぇさん?」
小首を傾げて見上げるというオプション付きでの呼び名に、咲世子は興奮気味になっていた。
当人が事実を知らないことをいい事に、咲世子は自ら好きな呼び名で呼ばせていた。
「ああああ、なんと言う甘美な響き!。もう一度、お願いできますか?」
何かのスイッチが入ったように、冷静さを欠いた咲世子がライの両肩に手を置くように身をかがめて、懇願する。
「咲世子ねぇさん」
子供らしく笑みを見せたライに、咲世子は離れるかのように背を向けて、その可愛さに思わずお持ち帰りしてしまいたい衝動を抑えるかのように拳を震わせたまま店を仰いだ。
その顔は、至福と思える程に緩んでいたが、ライには見えなかった。
「ライさん。私もお姉様と呼んでくれませんか?」
車椅子で近づいたナナリーは、にこやかにお願いしてみると、
「ナナリーお姉様」
「可愛い」
まるで小動物を愛玩するかのごとく、ライの小さな頭を撫でると、慣れていないのかくすぐったいだけなのか、ライはぷっくりとふくよかな頬を朱に染めて、目を伏せる。
「もう気が済んだか」
いつから来ていたのだろうルルーシュが、部屋に入ったまま、腕組みして立っていた。
若干呆れが見えるのは、ミレイは勿論、咲世子とナナリーも加わって、ライの服はあれでもないこれでもないと着せ替え人形のごとく着せられた後を物語る。
散らかせたまま服の数々に一体何着持ってきたんだと、自分の幼少期の頃に着ていた服も発見してしまい、ルルーシュは頭が痛くなったように額を押さえる。
実の妹まで、混ざっているのは意外だったが、まあ、楽しんでるようなのであえて黙って見守ることにするルルーシュだった。
続く
「ライ様。お似合いですよ」
白い指が半分隠れるくらいの少し大きなシャツに半ズボンという名のシンプルな正装ながらも、家柄のよさは雰囲気からも出ていて、何とも微笑ましい。
咲世子やナナリーからの要望により、ルルーシュの幼少の頃に着ていた洋服に挑戦したものの、やはりライの方が小柄なせいか少し大きめだった。
「この洋服は僕が着てもいいんですか?」
「ええ、構いませんよ。寧ろそのままで居てくれた方が、ルルーシュ様も喜ばれますし」
「咲世子ねぇさん?」
小首を傾げて見上げるというオプション付きでの呼び名に、咲世子は興奮気味になっていた。
当人が事実を知らないことをいい事に、咲世子は自ら好きな呼び名で呼ばせていた。
「ああああ、なんと言う甘美な響き!。もう一度、お願いできますか?」
何かのスイッチが入ったように、冷静さを欠いた咲世子がライの両肩に手を置くように身をかがめて、懇願する。
「咲世子ねぇさん」
子供らしく笑みを見せたライに、咲世子は離れるかのように背を向けて、その可愛さに思わずお持ち帰りしてしまいたい衝動を抑えるかのように拳を震わせたまま店を仰いだ。
その顔は、至福と思える程に緩んでいたが、ライには見えなかった。
「ライさん。私もお姉様と呼んでくれませんか?」
車椅子で近づいたナナリーは、にこやかにお願いしてみると、
「ナナリーお姉様」
「可愛い」
まるで小動物を愛玩するかのごとく、ライの小さな頭を撫でると、慣れていないのかくすぐったいだけなのか、ライはぷっくりとふくよかな頬を朱に染めて、目を伏せる。
「もう気が済んだか」
いつから来ていたのだろうルルーシュが、部屋に入ったまま、腕組みして立っていた。
若干呆れが見えるのは、ミレイは勿論、咲世子とナナリーも加わって、ライの服はあれでもないこれでもないと着せ替え人形のごとく着せられた後を物語る。
散らかせたまま服の数々に一体何着持ってきたんだと、自分の幼少期の頃に着ていた服も発見してしまい、ルルーシュは頭が痛くなったように額を押さえる。
実の妹まで、混ざっているのは意外だったが、まあ、楽しんでるようなのであえて黙って見守ることにするルルーシュだった。
続く
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