コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/01/05 (Wed)
平穏が壊れる音を聞いた
それを見た瞬間、ミレイの手から買い物袋が落ちて中にあった物が地面に転がる。
リボンで巻かれたそれはバレンタインに送ろうと決めたライへの贈り物で、転がりながら落ちた瞬間に中身のこぼれたチョコレートにヒビが出来た。
カタンッとその落ちる音が、大きく反響するように聞こえたけれど、その光景に目を見開いたままミレイは動けなかった。
服と肌を赤い血で染め上げたまま横たわるライの姿から、目を逸らせなかったからだ。
信じたくない現実を目にし、動揺にミレイの青い瞳が揺らぐ。
すぐ戻るからと外で待たせたのはミレイだったが、道路へと飛び出していったのが子供を追いかけたのはライで、飛び足してきたものに避けようがなくそのまま突っ込んだ車、それを運転していたのは貴族で、子供に駆け寄る母親はイレヴンだった。
責め立てるのは車を運転していた貴族の男で、それに怯える様に子供を抱え込んだ母と、横たわったまま動かないライ、一体誰が本当に悪いのか、責めるべきは誰にあるのか。
目撃者ではないミレイは当然それを知らない。
遠巻きに眺めていたイレヴンは、きつく目を向けてくる貴族にと目をつけられないように目を逸らしたままその場を離れていく。
誰一人助けようとするものはいなかった。
たった一人をのぞいて。
動ける状態でないにもかかわらず立ち上がったライは、貴族の男に対峙する様に親子の前に出た。
子供を守る母を誰かに重ねてみてるのだろうか、普段の無表情とは違い怒りを含んだその目は、射抜くような鋭さで相手を見据えた。
「っ何だその目は!。飛び出してきたのはそっちのイレブン達だろう。貴族には道を譲るのは当然の行為。慰謝料なら此方から請求したいぐらいだ」
確かに、注意散漫といえど道を飛び出したのは子供だが、だからといって開き直ることではないというのに、まるで自分が正しいと豪語している貴族に此方の意見を聞き入れる耳はないと見えた。
それが余計にライの怒りを買う。
[留め]
それを見た瞬間、ミレイの手から買い物袋が落ちて中にあった物が地面に転がる。
リボンで巻かれたそれはバレンタインに送ろうと決めたライへの贈り物で、転がりながら落ちた瞬間に中身のこぼれたチョコレートにヒビが出来た。
カタンッとその落ちる音が、大きく反響するように聞こえたけれど、その光景に目を見開いたままミレイは動けなかった。
服と肌を赤い血で染め上げたまま横たわるライの姿から、目を逸らせなかったからだ。
信じたくない現実を目にし、動揺にミレイの青い瞳が揺らぐ。
すぐ戻るからと外で待たせたのはミレイだったが、道路へと飛び出していったのが子供を追いかけたのはライで、飛び足してきたものに避けようがなくそのまま突っ込んだ車、それを運転していたのは貴族で、子供に駆け寄る母親はイレヴンだった。
責め立てるのは車を運転していた貴族の男で、それに怯える様に子供を抱え込んだ母と、横たわったまま動かないライ、一体誰が本当に悪いのか、責めるべきは誰にあるのか。
目撃者ではないミレイは当然それを知らない。
遠巻きに眺めていたイレヴンは、きつく目を向けてくる貴族にと目をつけられないように目を逸らしたままその場を離れていく。
誰一人助けようとするものはいなかった。
たった一人をのぞいて。
動ける状態でないにもかかわらず立ち上がったライは、貴族の男に対峙する様に親子の前に出た。
子供を守る母を誰かに重ねてみてるのだろうか、普段の無表情とは違い怒りを含んだその目は、射抜くような鋭さで相手を見据えた。
「っ何だその目は!。飛び出してきたのはそっちのイレブン達だろう。貴族には道を譲るのは当然の行為。慰謝料なら此方から請求したいぐらいだ」
確かに、注意散漫といえど道を飛び出したのは子供だが、だからといって開き直ることではないというのに、まるで自分が正しいと豪語している貴族に此方の意見を聞き入れる耳はないと見えた。
それが余計にライの怒りを買う。
[留め]
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