コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/01/12 (Wed)
Girls Dream of bubble・番外編 遠すぎる夜空の流れに乗って
隣に並んだ少しだけ高い背のルルーシュをライは不思議そうに見つめる。
「ルルーシュ。パーティーはまだ続いていると思うのだが?」
「ああ、だから、お前を迎えに来た。お前は一人で考え事でもしていたのか?」
「いや」
夜空を見上げるライの視線を追ってルルーシュも顔をあげた。
夜の静かな空気にまとい、月に曇ることなくキラキラと瞬く星が宝石をちりばめたように輝いて見える光景は明るかった事もあり、ルルーシュは溜息交じりに呟いた。
「今日の星は明るく見えて綺麗だな」
「・・・空をぼんやりと見上げているのは随分久しぶりな感覚だ」
白い吐息がライの薄い唇からこぼれ空へと昇り行くのに、ルルーシュは首に巻いていたマフラーを取りライの寒さに縮こまる首へと同じようにかけてあげた。
「ないよりはあった方が温かいだろ?」
顔を向けたライへと、ルルーシュが柔らかな表情で言った。
確かにさっきよりも首元が寒くはなくなり、ライはマフラーへと手をあて、もう一度ルルーシュを見上げる。
「ナナリーからのプレゼントなのだろ?。僕に使ってもいいのか」
ライは僅かに首を傾げて訊ねると、マフラーの中に巻き込まれた髪はそのままで、肩から滑ることはなかった。ルルーシュはそれを見つけ目を細める。
「ああ。俺じゃなくてもナナリーなら喜んでそうしてる。相手がお前なら尚更だ」
「?」
目を瞬かせると灰青の瞳が、月明かりに映し出され、一層綺麗に輝いて映る。
ルルーシュにとっては、それは宝石よりも夜空の星よりも身近にある光で、純粋に美しいと思うのだった。
続く
隣に並んだ少しだけ高い背のルルーシュをライは不思議そうに見つめる。
「ルルーシュ。パーティーはまだ続いていると思うのだが?」
「ああ、だから、お前を迎えに来た。お前は一人で考え事でもしていたのか?」
「いや」
夜空を見上げるライの視線を追ってルルーシュも顔をあげた。
夜の静かな空気にまとい、月に曇ることなくキラキラと瞬く星が宝石をちりばめたように輝いて見える光景は明るかった事もあり、ルルーシュは溜息交じりに呟いた。
「今日の星は明るく見えて綺麗だな」
「・・・空をぼんやりと見上げているのは随分久しぶりな感覚だ」
白い吐息がライの薄い唇からこぼれ空へと昇り行くのに、ルルーシュは首に巻いていたマフラーを取りライの寒さに縮こまる首へと同じようにかけてあげた。
「ないよりはあった方が温かいだろ?」
顔を向けたライへと、ルルーシュが柔らかな表情で言った。
確かにさっきよりも首元が寒くはなくなり、ライはマフラーへと手をあて、もう一度ルルーシュを見上げる。
「ナナリーからのプレゼントなのだろ?。僕に使ってもいいのか」
ライは僅かに首を傾げて訊ねると、マフラーの中に巻き込まれた髪はそのままで、肩から滑ることはなかった。ルルーシュはそれを見つけ目を細める。
「ああ。俺じゃなくてもナナリーなら喜んでそうしてる。相手がお前なら尚更だ」
「?」
目を瞬かせると灰青の瞳が、月明かりに映し出され、一層綺麗に輝いて映る。
ルルーシュにとっては、それは宝石よりも夜空の星よりも身近にある光で、純粋に美しいと思うのだった。
続く
PR
この記事にコメントする