コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/10/10 (Mon)
息が詰まりそうに嬉しいなんて
「・・・練習」
いつものように淡々とした物言いで簡潔に述べたアーニャに訝しさを募らせるライに、C.C.は慌てて付け足した。
「十月に、ハロウィンというイベントがあることを聞いて、勝手に出歩くのダメだと知ってはいたんですけど、ライも参加するなら、私も出たいとアーニャに相談して!」
それで顔がばれない様、好きなチーズ君人形の着ぐるみで変装して、参加しようとしていたと怒られると思ったのかごにょごにょと話すC.C.の上から呆れたため息がかかる。
ビクッと肩を跳ねたC.C.は伸ばされた手に、叩かれるのではないかと怯えて目を閉じるが降ってきたのは優しい温もりだった。
「立てるか?」
手を伸ばすライの手とそこにある無表情を見比べ、C.C.は嬉しそうに手をとり立ち上がるものの、着慣れない気ぐるみに足をとられふらつく身体をライが支えてくれた。
「着慣れないものを着ているせいか、足元が危うい。怪我はないか?」
近く聞こえる優しい声と大きく変わることはないが、それでも心配そうに覗き込んでくる灰青色の瞳に、どきりとして頬に熱を上げたC.C.は恥ずかしさを隠すように顔を少し俯かせて心配はないと言い視線を逸らす。
が胸の中にいるままなので、近いことは変わらず。
小さな安堵がライの口からこぼれると、再び視線を上げたC.C.に優しい顔が映る。
「君が心配いらないというのなら、それでいいが、今度は何かあるわからないから出かけるときは僕に一言告げてからにしてくれないか」
「はい・・・」
しゅんと寂しげにしつつも、今みたいにライに心配かけたくないのも本当なので素直に頷くC.C.から、アーニャへと顔を向けたライは忠告していた。
叱られることはなかったものの、昔にはないその家族のような温もりを嬉しく思うC.C.はライの細い腕を握りしめ小さく笑うのであった。
終わり
息が詰まりそうに嬉しいなんて
「・・・練習」
いつものように淡々とした物言いで簡潔に述べたアーニャに訝しさを募らせるライに、C.C.は慌てて付け足した。
「十月に、ハロウィンというイベントがあることを聞いて、勝手に出歩くのダメだと知ってはいたんですけど、ライも参加するなら、私も出たいとアーニャに相談して!」
それで顔がばれない様、好きなチーズ君人形の着ぐるみで変装して、参加しようとしていたと怒られると思ったのかごにょごにょと話すC.C.の上から呆れたため息がかかる。
ビクッと肩を跳ねたC.C.は伸ばされた手に、叩かれるのではないかと怯えて目を閉じるが降ってきたのは優しい温もりだった。
「立てるか?」
手を伸ばすライの手とそこにある無表情を見比べ、C.C.は嬉しそうに手をとり立ち上がるものの、着慣れない気ぐるみに足をとられふらつく身体をライが支えてくれた。
「着慣れないものを着ているせいか、足元が危うい。怪我はないか?」
近く聞こえる優しい声と大きく変わることはないが、それでも心配そうに覗き込んでくる灰青色の瞳に、どきりとして頬に熱を上げたC.C.は恥ずかしさを隠すように顔を少し俯かせて心配はないと言い視線を逸らす。
が胸の中にいるままなので、近いことは変わらず。
小さな安堵がライの口からこぼれると、再び視線を上げたC.C.に優しい顔が映る。
「君が心配いらないというのなら、それでいいが、今度は何かあるわからないから出かけるときは僕に一言告げてからにしてくれないか」
「はい・・・」
しゅんと寂しげにしつつも、今みたいにライに心配かけたくないのも本当なので素直に頷くC.C.から、アーニャへと顔を向けたライは忠告していた。
叱られることはなかったものの、昔にはないその家族のような温もりを嬉しく思うC.C.はライの細い腕を握りしめ小さく笑うのであった。
終わり
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