コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/11/02 (Wed)
My being me 番外編 目指すさきが君になるなら
最初は駄目かもしれないとそう思って、諦めもあったが、三人で決めたことだったし、ライも誘いたいと思ったのは本当だったので、勇気を持って声をかけてみた。
此処を離れたことはないと以前に聞いていたので、断られる可能性も高くはなかったが、それでもナナリーは誘いに出かけた。
「ピクニック?」
聞きなれない単語に目を瞬かせるライに、ナナリーは真剣だった。
「自然の中に出かけて、持参したお弁当を食べるって言うものなんですけど」
自分から誘いかけるのに緊張した面持ちのナナリーは、やや俯きに頬を赤くしていたが、ライの方は鈍感なため大して気にしておらず手元にまとわりつかせていた子犬のジロを抱えて、答えた。
「いつ行くんだ?」
断るわけでもなく尋ねてきたライに、ぱっと顔をあげたナナリーは、嬉しさからか意気込むように返す。
「今週の日曜で、待ち合わせはいつもの場所でなんですけど・・来てくれるの?」
ジロを抱えたままライは静かに頷いて口にする。
「誘いを断る理由は僕には見当たらない」
伏し目に言ったライの表情を見ることなく、ナナリーは笑顔になると、スザク達にも知らせて来ると告げてその場を後にする。
子犬が振り返るようにライの顔を見ると、彼は子犬の背中をなでたまま仄かに頬を赤くしていた。
遊びに行くのもそうだが、何処かへ誰かと共に出かけるのは、初めてだったからだ。
ごく当たり前の事が、当然のように起きている事がいまだ信じられないものもあったが、それでもと大切な友人たちに出会ったことに後悔はなかった。
それは今の気持ちさえも嘘ではないかと疑ってしまいたくはなかったからだった。
[留め]
My being me 番外編 目指すさきが君になるなら
最初は駄目かもしれないとそう思って、諦めもあったが、三人で決めたことだったし、ライも誘いたいと思ったのは本当だったので、勇気を持って声をかけてみた。
此処を離れたことはないと以前に聞いていたので、断られる可能性も高くはなかったが、それでもナナリーは誘いに出かけた。
「ピクニック?」
聞きなれない単語に目を瞬かせるライに、ナナリーは真剣だった。
「自然の中に出かけて、持参したお弁当を食べるって言うものなんですけど」
自分から誘いかけるのに緊張した面持ちのナナリーは、やや俯きに頬を赤くしていたが、ライの方は鈍感なため大して気にしておらず手元にまとわりつかせていた子犬のジロを抱えて、答えた。
「いつ行くんだ?」
断るわけでもなく尋ねてきたライに、ぱっと顔をあげたナナリーは、嬉しさからか意気込むように返す。
「今週の日曜で、待ち合わせはいつもの場所でなんですけど・・来てくれるの?」
ジロを抱えたままライは静かに頷いて口にする。
「誘いを断る理由は僕には見当たらない」
伏し目に言ったライの表情を見ることなく、ナナリーは笑顔になると、スザク達にも知らせて来ると告げてその場を後にする。
子犬が振り返るようにライの顔を見ると、彼は子犬の背中をなでたまま仄かに頬を赤くしていた。
遊びに行くのもそうだが、何処かへ誰かと共に出かけるのは、初めてだったからだ。
ごく当たり前の事が、当然のように起きている事がいまだ信じられないものもあったが、それでもと大切な友人たちに出会ったことに後悔はなかった。
それは今の気持ちさえも嘘ではないかと疑ってしまいたくはなかったからだった。
[留め]
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