コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
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----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/10/27 (Thu)
鎮魂歌は誰が為に歌われた?
目が見えるようになったナナリーは、鎖のついた赤いドレスのま車椅子に腰掛けると、血のりをメイクさんにふき取ってもらっているルルーシュへと見下げたまま、指を指した。
「お兄様、ライさんをかけて勝負です!」
「・・・さっきまで泣いていたとは思えないが、死人にいきなり勝負を挑んでくるとは成長したな。ナナリー」
「死んでたのならこんな風に話しかけたりしないでしょう? それに、最終回だというのに、何度スザクさんに切りつけられるシーンやテレビ中継の演説でNG出せば気がすむんですか?。R2になってもお兄様のヘタレが成長してないのは妹として恥ずかしいです」
「台詞をかんで何度もテイク出させた責任は確かに俺にあるが、それ以前に注意することは他にもあるだろ?。シーツーが自らの台詞を忘れてたりだとか、スザクが何度も刺し間違えたりと天然の行動が目立ったり、もう出番がないのかとやたら張り切っていたディートハルトが部屋の隅で落ち込んでたりと、思い出すだけでも気が滅入るが、対応が大変だったんだぞ?」
「いいじゃないですか!? それぐらい。私は年上の尻拭いばかりですよ?。シュナイゼルお兄様は、シリアスなシーンで親父ギャグ言って自分で笑いそうになったりとか、カノンさんは途中カマ言葉忘れて男になったりだとか、お兄様の見てないところでは私も色々あったのですよ」
潤んで涙に目になるナナリーの苦労が垣間見え、あの成長の影にそんなことがと俺は一体何に落ち込んでいたんだろうかと遠い目をしたルルーシュに、再度ナナリーの挑発は続く。
「アニメの終了をした今だからこそ、視聴者の目を盗んでお兄様に妹として挑戦しておきたいんです!」
「・・・なら、聞くが、その肝心なライは何処にいる?」
「此処だよ」
拘束服で出てきたライに、驚いたのはルルーシュだけで、ナナリーは嬉しそうに車椅子で駆け寄った。
「お前、今まで何処に?」
「研究機関のほうかな。到着前に、無くなってしまったけれど」
多くの仲間を失い哀しげに目を伏せるライに、ナナリーは抱きつきながら口にした。
「モブキャラなどはエキストラのようなものなので、ライさんが気にする必要はありませんよ!」
「ナナリー、本当に強くなったな・・・」
妹の成長というか少し性格の変わってしまったナナリーを寂しそうに見つめたルルーシュではあったが、その口元は笑っていた。
「いいだろう。再び復活を果たした俺の目の前にいるお前を、敵として認め、これから決着をつけよう」
血のついた皇帝服のまま、顔を片手で覆い隠すようにかっこつけてるルルーシュに、ナナリーは望むところだと強く頷き返す。
一人状況の読めていないライだけは、何故二人がたたかうことになるのかと首を傾げるばかりだった。
[留め]
鎮魂歌は誰が為に歌われた?
目が見えるようになったナナリーは、鎖のついた赤いドレスのま車椅子に腰掛けると、血のりをメイクさんにふき取ってもらっているルルーシュへと見下げたまま、指を指した。
「お兄様、ライさんをかけて勝負です!」
「・・・さっきまで泣いていたとは思えないが、死人にいきなり勝負を挑んでくるとは成長したな。ナナリー」
「死んでたのならこんな風に話しかけたりしないでしょう? それに、最終回だというのに、何度スザクさんに切りつけられるシーンやテレビ中継の演説でNG出せば気がすむんですか?。R2になってもお兄様のヘタレが成長してないのは妹として恥ずかしいです」
「台詞をかんで何度もテイク出させた責任は確かに俺にあるが、それ以前に注意することは他にもあるだろ?。シーツーが自らの台詞を忘れてたりだとか、スザクが何度も刺し間違えたりと天然の行動が目立ったり、もう出番がないのかとやたら張り切っていたディートハルトが部屋の隅で落ち込んでたりと、思い出すだけでも気が滅入るが、対応が大変だったんだぞ?」
「いいじゃないですか!? それぐらい。私は年上の尻拭いばかりですよ?。シュナイゼルお兄様は、シリアスなシーンで親父ギャグ言って自分で笑いそうになったりとか、カノンさんは途中カマ言葉忘れて男になったりだとか、お兄様の見てないところでは私も色々あったのですよ」
潤んで涙に目になるナナリーの苦労が垣間見え、あの成長の影にそんなことがと俺は一体何に落ち込んでいたんだろうかと遠い目をしたルルーシュに、再度ナナリーの挑発は続く。
「アニメの終了をした今だからこそ、視聴者の目を盗んでお兄様に妹として挑戦しておきたいんです!」
「・・・なら、聞くが、その肝心なライは何処にいる?」
「此処だよ」
拘束服で出てきたライに、驚いたのはルルーシュだけで、ナナリーは嬉しそうに車椅子で駆け寄った。
「お前、今まで何処に?」
「研究機関のほうかな。到着前に、無くなってしまったけれど」
多くの仲間を失い哀しげに目を伏せるライに、ナナリーは抱きつきながら口にした。
「モブキャラなどはエキストラのようなものなので、ライさんが気にする必要はありませんよ!」
「ナナリー、本当に強くなったな・・・」
妹の成長というか少し性格の変わってしまったナナリーを寂しそうに見つめたルルーシュではあったが、その口元は笑っていた。
「いいだろう。再び復活を果たした俺の目の前にいるお前を、敵として認め、これから決着をつけよう」
血のついた皇帝服のまま、顔を片手で覆い隠すようにかっこつけてるルルーシュに、ナナリーは望むところだと強く頷き返す。
一人状況の読めていないライだけは、何故二人がたたかうことになるのかと首を傾げるばかりだった。
[留め]
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