コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/10/23 (Sun)
無邪気なヒエラルキー
自分よりも小柄で高い声は、以前を知っているナナリーにとっても新鮮なもので、可愛らしく思うことが多々増えつつあるが、本人は周囲から愛玩動物のようにまたは兄弟のように可愛がられてるという自覚はまだしていなかった。
「ライ。一緒に折り紙で鶴を折りましょう?」
部屋へと招き入れた小さなお客。
経緯はいまだ捜査中であるが、ナナリーよりも年が幼い子供となった(学校に行くことができないため、以前よりも凄く時間が長くなった)ライといつものように声をかけたのだが、トレーに紅茶とお菓子を乗せ笑顔で運んできた咲世子が介入するべく口を挟んでくる。
「ナナリー様、絵本や折り紙も楽しいかと思いますが、たまには別の遊びをライ様に教えて差し上げるのはいかがでしょう?」
ナナリーとライの前にそれぞれに入れた手のティカープとお皿に乗せたクッキーを置きながら、提案する咲世子に二人の目が向けられる。
「別の遊びですか?」
「はい」
他に何があるだろうかと顎に指を添えて考え始めたナナリーに、微笑んだ咲世子は、少々お待ちくださいと声をかけたいつから集めていたのかさまざまな遊び道具をテーブルの上に広げて見せた。
トランプ、ウノ、コマ、人生ゲームなどなど和も洋も混じった物ばかりで、ナナリーの知っているものもあれば知らないものも沢山あったが、ライにはどれも物珍しいものばかりだった。
手にしたコマを上下右左と眺めるライに、可愛いなと思いつつもくすくす笑う咲世子は、
「考え付かないのであれば、この中からどれでもお好きなものをお選び下さい。その際宜しければ、不束者ながら私もお二人の遊びに興じたいと思っております」
ただ一緒にやりたいだけなのが丸わかりだったが、ナナリーは断ることもなく頷くと、顔を見合わせたライも笑顔で頷く。
歓喜した咲世子は表面上はいつもの笑顔のままに接していたが、心の中は万歳三唱していた。
「あ、やっぱり、此処にいたんだ」
「スザクさん?」
スザクの声に振り向けば続々と人がやってきて、いつもの面子が揃う結果となっていた。
いつもいるはずのライがいないことが、皆の中で引っかかって、よくいるといわれるナナリーの部屋へとミレイの発言で、向かったのがその理由なのだが、なんだかんだと言いつつも気にしていることが手に取るようにわかった咲世子
は微笑ましい光景に目を細めていた。
結局少人数ではなく、大衆で遊ぶものに定まるのだが、選んだのはトランプだった。
しかも、ミレイの発案により罰ゲームつきの戦いが今まさに開幕される。
[留め]
無邪気なヒエラルキー
自分よりも小柄で高い声は、以前を知っているナナリーにとっても新鮮なもので、可愛らしく思うことが多々増えつつあるが、本人は周囲から愛玩動物のようにまたは兄弟のように可愛がられてるという自覚はまだしていなかった。
「ライ。一緒に折り紙で鶴を折りましょう?」
部屋へと招き入れた小さなお客。
経緯はいまだ捜査中であるが、ナナリーよりも年が幼い子供となった(学校に行くことができないため、以前よりも凄く時間が長くなった)ライといつものように声をかけたのだが、トレーに紅茶とお菓子を乗せ笑顔で運んできた咲世子が介入するべく口を挟んでくる。
「ナナリー様、絵本や折り紙も楽しいかと思いますが、たまには別の遊びをライ様に教えて差し上げるのはいかがでしょう?」
ナナリーとライの前にそれぞれに入れた手のティカープとお皿に乗せたクッキーを置きながら、提案する咲世子に二人の目が向けられる。
「別の遊びですか?」
「はい」
他に何があるだろうかと顎に指を添えて考え始めたナナリーに、微笑んだ咲世子は、少々お待ちくださいと声をかけたいつから集めていたのかさまざまな遊び道具をテーブルの上に広げて見せた。
トランプ、ウノ、コマ、人生ゲームなどなど和も洋も混じった物ばかりで、ナナリーの知っているものもあれば知らないものも沢山あったが、ライにはどれも物珍しいものばかりだった。
手にしたコマを上下右左と眺めるライに、可愛いなと思いつつもくすくす笑う咲世子は、
「考え付かないのであれば、この中からどれでもお好きなものをお選び下さい。その際宜しければ、不束者ながら私もお二人の遊びに興じたいと思っております」
ただ一緒にやりたいだけなのが丸わかりだったが、ナナリーは断ることもなく頷くと、顔を見合わせたライも笑顔で頷く。
歓喜した咲世子は表面上はいつもの笑顔のままに接していたが、心の中は万歳三唱していた。
「あ、やっぱり、此処にいたんだ」
「スザクさん?」
スザクの声に振り向けば続々と人がやってきて、いつもの面子が揃う結果となっていた。
いつもいるはずのライがいないことが、皆の中で引っかかって、よくいるといわれるナナリーの部屋へとミレイの発言で、向かったのがその理由なのだが、なんだかんだと言いつつも気にしていることが手に取るようにわかった咲世子
は微笑ましい光景に目を細めていた。
結局少人数ではなく、大衆で遊ぶものに定まるのだが、選んだのはトランプだった。
しかも、ミレイの発案により罰ゲームつきの戦いが今まさに開幕される。
[留め]
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