コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/10/24 (Mon)
遠くからカレンの焦ったように呼び止める声に視線を向けると、生徒会室の扉が開くと同時に、軽やかなそれでいてバタバタと忙しない足音がライの元まで届いた。
「パァパ!」
子供特有の甲高い声にとんっと軽くぶつかる衝撃を脚に覚えて、覗いてみると四・五歳くらいの幼女がニカッと顔をあげたまま笑いかけてくるのに、ライは見知らぬこのはずなのに、面影に覚えがあることに首を傾げると、
「・・・・やっと、見つけた!」
お淑やかなお嬢様は何処へやら、ぜぇぜぇっと息を切らしたカレンが大きく扉を開く音に、皆の視線が向けられる。
「カレン・・・?」
呟いた名前と顔をあげたライの視線に、腕を掴むままに振り返った少女は、ぱあっと華やいだ様に笑うと、彼女の口から驚愕の言葉がこぼれた。
「ママ!」
その声は大きく響き、カレンがママ?!っと唖然とする一同に、カレンは周囲の視線を見渡し焦ったように少女の元に駆け寄り、腰を屈めて静かにと唇に指を当てた。
「シー、声が大きい! それに、此処でママって言うのは、他の人には内緒って言ったでしょ!」
声を潜めて叱るものの、やけに静かな生徒会室にその声は聞こえて、様子を見ていたミレイが面白そうに口を挟む。
よくよく見ると、赤い髪とその面影はカレンに似ているから、子供と思っても可笑しくはなかったが、親戚かもしれないと思いつつも、今の状況に合わせてミレイは尋ねる。
「カレン、貴方子持ちだったの?」
冗談にも聞こえる口調だったが、カレンはそれに気づかず慌てて立ち上がり、胸の前で手を振った。
「っな!? こっ骨これは違う!」
「違うって、じゃあ何?」
シャーリーが興味津々と言った様子で首を傾げる。
とっさにカレンは弁解する言葉を考えるが、姉妹といえばいいのだろうかとも思うが、兄しかいない事はミレイには知られているし、じゃあ、親戚?、ママって言うのはお飯事の続きでと説明すれば問題ないはずと頷いたカレンよりも少女の言葉のほうが早かった。
続く
二次元コンプレックス
遠くからカレンの焦ったように呼び止める声に視線を向けると、生徒会室の扉が開くと同時に、軽やかなそれでいてバタバタと忙しない足音がライの元まで届いた。
「パァパ!」
子供特有の甲高い声にとんっと軽くぶつかる衝撃を脚に覚えて、覗いてみると四・五歳くらいの幼女がニカッと顔をあげたまま笑いかけてくるのに、ライは見知らぬこのはずなのに、面影に覚えがあることに首を傾げると、
「・・・・やっと、見つけた!」
お淑やかなお嬢様は何処へやら、ぜぇぜぇっと息を切らしたカレンが大きく扉を開く音に、皆の視線が向けられる。
「カレン・・・?」
呟いた名前と顔をあげたライの視線に、腕を掴むままに振り返った少女は、ぱあっと華やいだ様に笑うと、彼女の口から驚愕の言葉がこぼれた。
「ママ!」
その声は大きく響き、カレンがママ?!っと唖然とする一同に、カレンは周囲の視線を見渡し焦ったように少女の元に駆け寄り、腰を屈めて静かにと唇に指を当てた。
「シー、声が大きい! それに、此処でママって言うのは、他の人には内緒って言ったでしょ!」
声を潜めて叱るものの、やけに静かな生徒会室にその声は聞こえて、様子を見ていたミレイが面白そうに口を挟む。
よくよく見ると、赤い髪とその面影はカレンに似ているから、子供と思っても可笑しくはなかったが、親戚かもしれないと思いつつも、今の状況に合わせてミレイは尋ねる。
「カレン、貴方子持ちだったの?」
冗談にも聞こえる口調だったが、カレンはそれに気づかず慌てて立ち上がり、胸の前で手を振った。
「っな!? こっ骨これは違う!」
「違うって、じゃあ何?」
シャーリーが興味津々と言った様子で首を傾げる。
とっさにカレンは弁解する言葉を考えるが、姉妹といえばいいのだろうかとも思うが、兄しかいない事はミレイには知られているし、じゃあ、親戚?、ママって言うのはお飯事の続きでと説明すれば問題ないはずと頷いたカレンよりも少女の言葉のほうが早かった。
続く
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