コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2009/09/10 (Thu)
あなたの世界に、わたしはいますか
好きな人が出来ました。
名前は、ライ。
わたしよりも年上の方です。
名前意外の事は覚えてなくて、ミレイさんに保護され、わたし達と同じようにクラブハウスに暮らすことになった人で、見かけ近寄りがたいほどに綺麗な容姿をしていて、表情を変えることがないと話には聞いていましたが、実際、話をしてみたときは、わたしにはなんだか寂しそうに感じました。
それは、お兄様と似ているところがあったからかもしれません。
そして今日、そのライさんがお部屋に遊びに来ています。
「ライさん。折り紙で、今度は、何を折ってみましょうか?」
「ナナリーの知っているもので、僕の知らないものなら」
「それだと、いっぱいあって迷ってしまいますね」
けれど、少しずつ打ち解けていくうちに、優しくて可愛らしい人なのだとわかっていき、わたしが嬉しそうに笑うと、ライさんも喜んでくれました。
一緒にいる時間、話す時間が何より楽しくて、帰る頃となると寂しさを口からこぼしてしまいそうになるけれど、それを笑顔で隠したつもりだったのに、大きな手がわたしの頭を撫でてくれました。
嬉しくて頬が熱くなるのを感じながら、それが年下にするような仕草で残念に思う。
撫でた手が離れ、その名残だけが残る。
ライさんの持つ雰囲気は、雪解けの春のような暖かさを持っているから、余計に寂しくなるのだけど、それは、わたしを残したまま部屋の向こう側へと行ってしまうのが、手の届かない距離のように思うからかもしれない。
ライさんは、わたしの笑顔を知っているけれど、わたしは、ライさんの笑顔を目にすることはないから。
どんな表情でわたしに笑いかけているんだろう。
ライさんは好きな人には、どんな風に笑いかけているのだろうか。
そんなことを考えてしまうのは、ライさんの口からよく聞くようになった名前のせいなのかもしれない。
仲がいいというのは、咲世子さんやお兄様から話を聞いたことはあるのだけど、ライさんの口から聞くことがなかったので、安心していただけ。不安を隠して。
胸の疼く痛みも言葉で貰うときめきも全ては、ライさんに繋がっていることだけは、変わらないこの気持ちを大切にしようと思った。
[留め]
好きな人が出来ました。
名前は、ライ。
わたしよりも年上の方です。
名前意外の事は覚えてなくて、ミレイさんに保護され、わたし達と同じようにクラブハウスに暮らすことになった人で、見かけ近寄りがたいほどに綺麗な容姿をしていて、表情を変えることがないと話には聞いていましたが、実際、話をしてみたときは、わたしにはなんだか寂しそうに感じました。
それは、お兄様と似ているところがあったからかもしれません。
そして今日、そのライさんがお部屋に遊びに来ています。
「ライさん。折り紙で、今度は、何を折ってみましょうか?」
「ナナリーの知っているもので、僕の知らないものなら」
「それだと、いっぱいあって迷ってしまいますね」
けれど、少しずつ打ち解けていくうちに、優しくて可愛らしい人なのだとわかっていき、わたしが嬉しそうに笑うと、ライさんも喜んでくれました。
一緒にいる時間、話す時間が何より楽しくて、帰る頃となると寂しさを口からこぼしてしまいそうになるけれど、それを笑顔で隠したつもりだったのに、大きな手がわたしの頭を撫でてくれました。
嬉しくて頬が熱くなるのを感じながら、それが年下にするような仕草で残念に思う。
撫でた手が離れ、その名残だけが残る。
ライさんの持つ雰囲気は、雪解けの春のような暖かさを持っているから、余計に寂しくなるのだけど、それは、わたしを残したまま部屋の向こう側へと行ってしまうのが、手の届かない距離のように思うからかもしれない。
ライさんは、わたしの笑顔を知っているけれど、わたしは、ライさんの笑顔を目にすることはないから。
どんな表情でわたしに笑いかけているんだろう。
ライさんは好きな人には、どんな風に笑いかけているのだろうか。
そんなことを考えてしまうのは、ライさんの口からよく聞くようになった名前のせいなのかもしれない。
仲がいいというのは、咲世子さんやお兄様から話を聞いたことはあるのだけど、ライさんの口から聞くことがなかったので、安心していただけ。不安を隠して。
胸の疼く痛みも言葉で貰うときめきも全ては、ライさんに繋がっていることだけは、変わらないこの気持ちを大切にしようと思った。
[留め]
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