コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/09/08 (Thu)
My being me 半径三メートル以内にて
スザクは拗ねたように唇を尖らせた。
不満がないといえば嘘になるが、こんな結果になるとは想定してなかったのだ。
ナナリーの後に続いて知り合い、親睦を深めたライとの友情。
短期間であるもの昔からあったように三人で過ごした日々に嘘はなかったのは間違いにないにしても、最後のルルーシュにおいしいところを全部持ってかけているような気がしてならない。
「チェックメイト」
神社の片隅にある蔵の中、チェス盤を挟んで座っていたルルーシュとライは、勝負をしていた。
頭脳プレーが得意ではないスザクとでは、すぐに勝負はついてしまっていたが、ようやく互角に渡れる相手を見つけ、ルルーシュは楽しそうに口元を緩める。
「・・・・」
確かに頭を使うよりも身体を動かす方に慣れているスザクにしては、チェスは退屈なものではあるが、遊ぼうと思って誘いに来たライがいつもの場所に居なくて、仕方ないと諦め出向いた場所には、ルルーシュとチェスに興じるライの姿を見かけ、肩を落とすと共に苛立ちが芽生えた。
仲良くすることを望んでいたのは、ライのほうだ。
彼の意志にできるだけ尊重してあげたい気持ちはあるのだが、ルルーシュにとられたような些細な嫉妬を覚え、不満げな様子で二人を胡坐をかいたまま睨みつけていた。
「スザクさん? ああ、やっぱり、来ていたなら声をかけてくれれば良かったのに」
車椅子で近づいたナナリーは、ギスギスとスザクの取り巻く雰囲気に違和感を覚え、首を傾げた。
「? どうしました?」
「ライは、いつから此処に来てるんだ?」
「えっと、お昼頃だったと思います。お兄様がお昼を一緒にしないかって誘ってたみたいで」
「へぇー」
面白くない表情を隠さないまま、スザクは目を眇めて、嬉々とライと話をしているルルーシュを見る。
あれから、ちょくちょく会いに着ていたのは知っていたが、最初は会うことすら拒否していたのに、今では手のひらを返したように住みかへと招いている。
此処に来ているのは、今回が初めてではないとナナリーが楽しく語る二人の思い出に耳を傾け、より一層スザクは眉を寄せた。
続く
My being me 半径三メートル以内にて
スザクは拗ねたように唇を尖らせた。
不満がないといえば嘘になるが、こんな結果になるとは想定してなかったのだ。
ナナリーの後に続いて知り合い、親睦を深めたライとの友情。
短期間であるもの昔からあったように三人で過ごした日々に嘘はなかったのは間違いにないにしても、最後のルルーシュにおいしいところを全部持ってかけているような気がしてならない。
「チェックメイト」
神社の片隅にある蔵の中、チェス盤を挟んで座っていたルルーシュとライは、勝負をしていた。
頭脳プレーが得意ではないスザクとでは、すぐに勝負はついてしまっていたが、ようやく互角に渡れる相手を見つけ、ルルーシュは楽しそうに口元を緩める。
「・・・・」
確かに頭を使うよりも身体を動かす方に慣れているスザクにしては、チェスは退屈なものではあるが、遊ぼうと思って誘いに来たライがいつもの場所に居なくて、仕方ないと諦め出向いた場所には、ルルーシュとチェスに興じるライの姿を見かけ、肩を落とすと共に苛立ちが芽生えた。
仲良くすることを望んでいたのは、ライのほうだ。
彼の意志にできるだけ尊重してあげたい気持ちはあるのだが、ルルーシュにとられたような些細な嫉妬を覚え、不満げな様子で二人を胡坐をかいたまま睨みつけていた。
「スザクさん? ああ、やっぱり、来ていたなら声をかけてくれれば良かったのに」
車椅子で近づいたナナリーは、ギスギスとスザクの取り巻く雰囲気に違和感を覚え、首を傾げた。
「? どうしました?」
「ライは、いつから此処に来てるんだ?」
「えっと、お昼頃だったと思います。お兄様がお昼を一緒にしないかって誘ってたみたいで」
「へぇー」
面白くない表情を隠さないまま、スザクは目を眇めて、嬉々とライと話をしているルルーシュを見る。
あれから、ちょくちょく会いに着ていたのは知っていたが、最初は会うことすら拒否していたのに、今では手のひらを返したように住みかへと招いている。
此処に来ているのは、今回が初めてではないとナナリーが楽しく語る二人の思い出に耳を傾け、より一層スザクは眉を寄せた。
続く
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