コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/10/26 (Wed)
「パアパっ! 抱っこして?」
当然のようにライの袖を引っ張り強請るように上目遣いを向け、甘えた声を出す少女に、カレンは顔を赤くして慌てて口を塞いだが、ふーんと意味深に笑うミレイと訝しげな視線を受け、恐る恐る振り返る。
「その子、もしかしてとは思ったけど、二人の子供!?」
そんなわけないのは明白だった。
カレンとライが出会って此処まで来て交際したとしても、こんなに早くに子供が出来ているのは不自然だ。
カレンは確かに仮病として学校を休みがちではあるが、周囲に赤ちゃんが出来たことを隠し通せるような真似は出来ないので、間違いだとは思うが少女が嘘をついているようにも見えなかったのでミレイはそう言ったのだ。
「ち、違う! この子は、私の」
「ママ、パアパがいつもみたいに抱っこしてくれない~ぃ」
否定するカレンの言葉を聞かず、少女は拗ねたように口を尖らせ普段どおりの様子で訴えかける。
可笑しいことに変わりはないが、どー見ても母じゃないとは否定しようがない状況に追いやられたカレンは、言葉を呑んだ。
あくまでこれは飯事の続きと言い張ればこの状況を打破できるのか、思わず助けを求めるようにライを振り返ると、膝を曲げ子供の視線に合わせたライが、普段の無表情の顔ではなく微笑を浮かべて少女に話しかけていた。
「君は何処から来たんだい」
「パアパ? 君じゃないもん。クリオだもん!」
小さな頬をぷくっと膨らませて
「ああ、クリオって言うのか。クリオは何処から来たのか?」
「遠くから」
「遠く? 電車か飛行機に乗ってきたのかな?」
「ううん、違うよ!。でもね、パアパに会いたくて、飛んできたの!」
両手を広げて喜びを表した少女はライの首に抱きつき、キャッキャッと笑うままに甘えてきたのを、カレンが周囲を気にして頬を赤くするままに焦る中、カレン、ライと二人を見比べた後、クリオへと視線を戻し、よく見ると赤い髪とか銀の瞳とか似てるんじゃないか!?と疑いを強めた周囲は思うのだった。
続く
ファーストコンタクト
「パアパっ! 抱っこして?」
当然のようにライの袖を引っ張り強請るように上目遣いを向け、甘えた声を出す少女に、カレンは顔を赤くして慌てて口を塞いだが、ふーんと意味深に笑うミレイと訝しげな視線を受け、恐る恐る振り返る。
「その子、もしかしてとは思ったけど、二人の子供!?」
そんなわけないのは明白だった。
カレンとライが出会って此処まで来て交際したとしても、こんなに早くに子供が出来ているのは不自然だ。
カレンは確かに仮病として学校を休みがちではあるが、周囲に赤ちゃんが出来たことを隠し通せるような真似は出来ないので、間違いだとは思うが少女が嘘をついているようにも見えなかったのでミレイはそう言ったのだ。
「ち、違う! この子は、私の」
「ママ、パアパがいつもみたいに抱っこしてくれない~ぃ」
否定するカレンの言葉を聞かず、少女は拗ねたように口を尖らせ普段どおりの様子で訴えかける。
可笑しいことに変わりはないが、どー見ても母じゃないとは否定しようがない状況に追いやられたカレンは、言葉を呑んだ。
あくまでこれは飯事の続きと言い張ればこの状況を打破できるのか、思わず助けを求めるようにライを振り返ると、膝を曲げ子供の視線に合わせたライが、普段の無表情の顔ではなく微笑を浮かべて少女に話しかけていた。
「君は何処から来たんだい」
「パアパ? 君じゃないもん。クリオだもん!」
小さな頬をぷくっと膨らませて
「ああ、クリオって言うのか。クリオは何処から来たのか?」
「遠くから」
「遠く? 電車か飛行機に乗ってきたのかな?」
「ううん、違うよ!。でもね、パアパに会いたくて、飛んできたの!」
両手を広げて喜びを表した少女はライの首に抱きつき、キャッキャッと笑うままに甘えてきたのを、カレンが周囲を気にして頬を赤くするままに焦る中、カレン、ライと二人を見比べた後、クリオへと視線を戻し、よく見ると赤い髪とか銀の瞳とか似てるんじゃないか!?と疑いを強めた周囲は思うのだった。
続く
PR
この記事にコメントする